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2018.09.12

心理学科

朝倉市との地域連携事業 2018年度中間報告1

 心理学科ではこれまで、有志のゼミで朝倉市との連携事業として観光活性化に取り組んできました。今年は、藤村ゼミの3年生が活動をしています。
 学生たちは、春の4月に最初の朝倉市訪問を行った後、市の観光客を増加させるための案を考えてきました。今のところ、学生による企画プロジェクトとして、ふたつの候補が挙がっています。ひとつは、「原鶴温泉を紹介する観光パンフレットやマップ」の作成、もうひとつは、「インバウンドも意識したSNSを活用した朝倉市PR」です。これから始まる後期の間に、実際に活動を行う予定です。その様子はまたこちらの学科ブログで報告いたします。
 今回は、5月から8月上旬にかけて2週間に1度のペースで計4回実施された朝倉市役所でのインターンシップを報告します。参加した学生によるレポートが届いています。どうぞご参照ください。
(担当:藤村)

 

 私は今回、朝倉市役所朝倉支所の商工観光課でのインターンシップに参加させていただきました。これまでは朝倉市のことをほとんど知らない状態でしたが、市役所の業務のお手伝いをしたり、実際に朝倉市の観光地に連れて行っていただけたことで、朝倉市の魅力や特徴、今後の課題についてより身近に、より深く知ることができました。
 また、ゼミのグループ企画で原鶴温泉に関する企画を立てていることもあり、インターンシップ中に、原鶴温泉旅館協同組合の理事長の方、そしてやぐるま荘という宿のオーナーさんと直接会ってお話をする機会をいただきました。原鶴温泉の良さや現状についてお話を伺ったり、観光客やPR方法についての質問をさせていただきました。実際にお話しを聞くことによって、地域を盛り上げることの難しさを痛感しましたが、インターンシップから得た情報や発想を元に、課題を再検討したことで、グループ企画にあった問題点を見つけ、自分たちならではの取り組みを改めて考えていくことができました。
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 加えて、これらのインターンシップを通して学んだことを、オープンキャンパスに訪れた方々の前で発表させていただく機会もありました。インターンシップでの活動についてはもちろん、朝倉市の紹介やゼミのグループ企画の活動についても説明していたのですが、その際、高校生や大学生の皆さんのみならず、親御さんも真剣に話を聞いてくださり、質問をしてくださったことに大きなやりがいを感じました。
 朝倉市でのインターンシップやオープンキャンパスでの発表は、これまで触れる機会が無かった問題を考えたり、やったことの無い課題に取り組んだりと自分自身の成長に繋がるとても貴重で有意義な経験となりました。今回学んだこと、成長できたことを活かしながら、連携事業を通して朝倉市の魅力をより広くたくさんの方に伝えていけるよう、今後も努力し続けていきたいと思います。
(S.T.さん:愛知県立大学高蔵寺高等学校)
 
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