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2018.09.10

言語芸術学科

【海外フィールドワーク(実践)】産業革命とマンチェスター

言語芸術学科では、毎年、約1ヶ月間、イギリス研修が行われています。イギリス文学・文化を学びながら、関連する土地でフィールドワークを行います。百聞は一見にしかずで、実際に現場を見ると、理解がより深まります。現地での様子をご紹介します。

今日から授業の内容が発音から文学・文化に変わりました。今日は歴史について、特に産業革命とイギリス文学の関連について学びました。午後は教室を出て、マンチェスターで起こった産業革命について学ぶために、「Quarry Bank Mill」へ行きました。当時の工場の様子や、そこでの子供たちの生活などを知ることができてとても勉強になりました。(M.M.)
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工場で働いていた子供たちは、ほんの少しの教育と酷い環境の中で過ごしており、工場を経営していた家の子供は、非常に裕福な生活をしていました。生まれた家によって一生が決まると言っても過言ではないなと思いました。
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工場の中には、実際に動いている機械が展示されており、動力が手動から水力へ、蒸気へと移り変わっていく様子がよく分かりました。機械の酷い騒音と綿を紡ぐ際に出る埃は、体のいたるところに影響を及ぼしていたようです。危険な機械作業で、指や腕を失った労働者もいたそうです。(K.M.)
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今日の授業は、「嵐が丘」や「ジェーン・エア」を書いたブロンテ姉妹についてでした。授業のウォーミングアップでは、先生のギターに合わせて歌ったり、友達の素敵なものを褒めたりと、日本とは違うスタイルで良い刺激になりました。
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午後のFree Timeについてです。今日はホストファミリーがショッピングモールに連れて行ってくれました! 素敵なお土産を買えて大満足です。(M.M.)
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ホストファミリーが用意してくださった甘い甘い食後のデザートです。毎日ホストファミリーが素敵な夜ご飯を作ってくださいます! とっても美味しいです!
(Y.A.)
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ホストファミリーの家には、猫がいます。名前はBrunoです。私たちの部屋によく遊びに来てくれます。ホストファミリーがとても可愛がって育てているので、すごく賢くてお利口な猫です。今日はそんなBrunoとたくさん遊びました!! とても人懐っこい猫なので、ついつい遊びすぎてしまいました!
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蜂のオブジェについてです。蜂は働き者の象徴として知られていることから、Manchesterの労働者たちの功績をたたえる街の象徴として、様々な場所にさまざまな色の蜂のオブジェが建てられています。City CentreはManchester Cathedralを始めとする古い建物と、現代的な建物のショッピングモールなどが一緒に建ち並んでいますので、街歩きを楽しむことができます。(H.M.)
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私はエディンバラで買ってきたスコットランドの伝統的な柄であるタータンの布(写真左)と、Quarry Bank Millで買ってきた産業革命時代の機械で作られたハギレセット(写真右)を使って、ヘアアクセサリーを作りました。
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完成したものがこちらです。手のひらサイズのバレッタになりました。タータンのお花は、日本の江戸時代に生まれた伝統工芸のひとつである「つまみ細工」という方法で作りました。良い具合に歴史的な要素とイギリスと日本の文化的な要素を組み合わせることができたのではないかと思います。真ん中のボタンは、City Centreの手芸店で見つけたものをつけてみました。(R.T.)
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学科関係リンク: 学科の様子は以下のブログなどで詳しく知ることが出来ます。

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