学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 人文学部
  4. 現代文化学科
  5. 【ユニークな授業】 文化を学ぶ楽しみを知る初年次演習の取り組み

2018.05.31

現代文化学科

【ユニークな授業】 文化を学ぶ楽しみを知る初年次演習の取り組み

現代文化学科に入学した1年生が履修する必修科目として「スタディスキル」があります。大学で学ぶためのスキルを身につけつつ、学科のキーワードである文化の多様性を学ぶことを目的とした初年次演習科目です。授業のイントロダクションとして、第1回、第2回の授業で、現代文化学科で文化を学ぶことについて考えてもらった後、スタディスキルを担当する5人の教員が、それぞれの専門分野から文化の多様性や文化を学ぶ面白さを解説するミニ講義を行いました。
今年のミニ講義のタイトルは以下の通りです。

・「『文化遺産』になった『和食』」(担当:田中英資准教授)
・「【洒落怖】『今度は落とさないでね』」(担当:高戸聰准教授)
・「日本語教師を目指そう」(担当:日野資成教授)・
・「ジェンダー:性(生)の多様性を知ろう」(担当:寄藤晶子准教授)
・「言葉と文化と物語」(担当:能勢卓准教授)
 
そのなかから5回目の能勢卓准教授の講義「言葉と文化と物語」を少しご紹介します。能勢准教授は2018年度に現代文化学科に着任しました。アメリカ文学が専門です。ミニ講義では、言葉と文化や言葉と物語の結びつきから、言葉とコミュニケーションの結びつき、言葉のもつメッセージ性について、映画「プラダを着た悪魔」の一場面なども題材にしながら考えていきました。言葉と物語、文化やコミュニケーションの関わりの面白さが1年生にもつたわったようです。
 
IMG_8024.JPG

スタディスキルでは今後、研究倫理も含むメディアリテラシーについて学び、必要な文章の読み取り、理解力を養っていく内容にはいっていきます。スタディスキルで大学での学びの基礎を身につけたあと、2年生前期の必修科目「アカデミックリテラシー」で、2年生後期から始まるゼミで研究活動を進めていくために必要なスキルを身につけます。