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2018.03.17

国際英語学科

(授業紹介)Global English Fieldwork: 参加学生11名のベトナム縦断紀行(その4/5)

常夏の街、バリア・ブンタウ

今回の「国際英語学科Today」では、バリア・ブンタウ大学言語文化学部の訪問活動について、ご紹介いたします。
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バリア・ブンタウ大学言語文化学部の教職員・学生の皆さんとともに

バリア・ブンタウ大学訪問

バリア・ブンタウ大学は、全部で3つのキャンパスを有しますが、私たちが訪問した第一キャンパスは、バリア・ブンタウ省人民委員会内ジャパン・デスクのオフィスから、車で15分ほどのところに位置していました。
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バリア・ブンタウ大学第一キャンパスの外観

教室に向かうと、総勢50名の学生と、10名近い教職員の皆様からの一斉の拍手で迎えられました。教室の正面には、日本語で書かれた横断幕が掲げられており、大変に驚かされました。同時に日本語教育が浸透していること、日本語に対する関心が非常に高いことを知らされました。

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英語で交流会の開会を告げるバリア・ブンタウ大学言語文化学部の学生

最初に、言語文化学部の学部長Hoàng Văn Việt(ホアン・ヴァン・ヴィエット)先生より、歓迎スピーチがベトナム語でなされました。

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学部長のホアン・ヴァン・ヴィエット先生より、歓迎スピーチ
 
続いて、学生の、皆さんによる歓迎パフォーマンス(ギターによる英語歌唱、ダンス、日本語での歌唱)が次々に披露されました。

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バリア・ブンタウ大学言語文化学部の皆さんによる歓迎パフォーマンス

本学の学生11名からも、一人ずつ自己紹介スピーチを行いました。現地に来てから繰り返して練習し続けたベトナム語のスピーチを披露する貴重な機会です。「こんにちは。私の名前は◯◯です。私は、ベトナムの食べ物が大好きです」といったスピーチを行ったところ、会場からは割れんばかりの拍手と感嘆の叫び声が上がりました。英語でのコミュニケーションは、言うまでもなく大変重要ですが、例え、片言でも現地の言葉でコミュニケーションを取ろうとする姿勢もまた、とても大事なことですね。

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ベトナム語でのスピーチに果敢に挑む
 
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教室を埋めた言語文化学部の学生の皆さん
 
続いて、バリア・ブンタウ大学の紹介プレゼンがあり、それから本学の学生からの福岡女学院大学紹介プレゼンテーションが行われました。

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本学学生による大学紹介プレゼンテーション

バリア・ブンタウ大学側は、私たち一人一人に向けてお土産をご用意してくださっていました。そのお土産の袋を抱いて、集合写真です。

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バリア・ブンタウ大学側からいただいた記念品を胸に、集合写真

本学学生達からも、記念品(博多人形)を贈呈致しました。

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本学の学生からバリア・ブンタウ側に対して記念品の贈呈

その後、参加した50名全ての学生の皆さんとの記念の集合写真。

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バリア・ブンタウ大学言語文化学部の学生の皆さん50名と共に
 
学生の皆さんとの交流イベントは、まだ終わりません。最後は、教室全体を使って、直接話をするランダム・トークタイムが持たれました。バリア・ブンタウ大学の学生の皆さんは日本語を学んでいますが、日本人学生と直接話をする機会に乏しく、しかもフェース・トゥ・フェイスでのトークの機会に乏しいため、本日のこのイベントを何日も前から、皆さんは楽しみにしていたとのことです。11名の学生は、ベトナムの学生達にもみくちゃにされながら、英語・日本語・片言ベトナム語でのトークを楽しんでおりました。

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日・英・越語でランダム・トークの交流会

15:30に始まった交流会が終了した時には18:30を回っていました。バリア・ブンタウの学生の皆さんは、本学の学生達ともすっかり打ち解けた様子で、「今夜は一緒にフォーを食べに行こうよ」、「明日の土曜日は、一緒にビーチに行かないか」などのお誘いの言葉を戴いていたようです。
11名の学生達にとって、この日は朝から夕方までテンションが上がりっ放しの一日でした。この日を通じて、コミュニケーションには、英語、現地語、ボディ・ランゲージと、多彩な手段のあることに、学生達も身を以て理解できたように思います。そして何よりも大切なことは、異文化交流に対する高いモチベーション、旺盛な好奇心、熱いハートではないでしょうか。

5回シリーズのうちの、今回の4回目までで、訪問対象である5つの機関の訪問活動を全てご紹介しました。このFieldworkでは、現地の主要機関訪問を通じて、実用英語を使いこなす訓練を目的の第一としていますが、加えてベトナムの食と歴史を始めとする様々な文化的要素に肌身で触れることによるベトナム理解も、また大切な目的の一つにしています。特に、今回、非常に限られた時間内ではありましたが、11名の学生に触れていただいたベトナム食文化は、学生達にとっては少しだけアジア特有のアクの強いものだったかも知れません。ですが、それだけにベトナム独特の大衆文化に根ざしたレアな接触体験だったと思います。
次回の「国際英語学科 Today」では、オフィシャルな活動に加えて、参加学生が高頻度で接触したベトナムの食文化、そして、オフの時間中に駆け足で訪れたベトナムの歴史・観光資源についてご紹介いたします。