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2018.02.27

国際キャリア学科

(授業紹介)国際キャリア学科の経済・経営領域カリキュラムをご紹介します!

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国際キャリア学科には、1年次に「国際キャリア入門」、2年次に「経済学入門」「国際マーケティング」「国際金融」、3年次に「会社法」「日本産業論」「人的資源管理論」「カレント・ビジネス」(国際ビジネスに関わる様々な産業で活躍されている方々による講義)など、将来、世界とつながる仕事で活躍するために必要なことを学ぶ経済・経営領域のカリキュラムを揃えているほか、語学でも「Business Reading」「Business Communication」などのビジネス英語や「中国語ビジネス会話」などの実践的な科目を設けています。ここでは、そのうち3年次に学ぶ「日本産業論」と「人的資源管理論」を中心にご紹介します。

国際キャリア学科3年生を対象とする「日本産業論(Japanese Industry)」(3年前期選択科目、担当:山口)では、戦前から太平洋戦争の敗戦、戦後復興、高度経済成長、二度の石油ショックと安定成長への移行、プラザ合意からバブル景気、バブル崩壊と長期デフレ、現在のアベノミクスまでと戦後日本経済の変遷をたどりながら、各時代の日本経済を牽引した繊維、鉄鋼、自動車、電機、総合商社、金融など主要産業の概要と現況を日本語と英語で学びます。

「日本産業論」での学習を踏まえ、後期には実際に国際ビジネスの第一線で活躍されてきた様々な業種の講師を招き、実務の視点から日本の産業や企業経営、国際ビジネスについてご講義いただく「カレント・ビジネス」(3年後期選択科目)を開講しています。今年度は、鉄鋼、輸送機器、繊維・ファッション、輸入販売、観光・旅行、ホテル、航空運輸、銀行、公的金融機関、電力、新聞・メディアなどの業界から講師をお招きして、講義を開催しました(*)。
http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/607

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M.Oさん(福岡県立三池高等学校出身)

経済は歴史を知るためだけでなく、将来を予想し、予測するいいツールだと思いました。日本や日本と世界の関わりの流れをわかりやすく学ぶことができ、これから自分たちに何が求められているかを考える良い機会にもなりました。

M.Iさん(福岡市立福翔高等学校出身)

自分の将来に直結した講義で、就職活動の前に視野を広げるという意味でもとても重要だと思います。いただいた黄色い教科書は大切に持っておこうと思っています。世の中の流れをしっかりつかめるように新聞を読む習慣を身につけて、いろいろと吸収して、就職活動で後悔しないようにしたいです。

S.Iさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)

「高度経済成長」などよく知られた言葉も英語で学ぶことにより新たな発見がありました。グローバルな現代社会で生きていくためのはやはり自国の経済や産業のことを説明できないと恥ずかしいし、知らないことと同然だと思います。この講義では、日本の経済や産業について基礎からまず日本語で理解し、さらに英語でも学ぶことができたので、ここで得た知識をぜひ将来、役立たせていきたいと思います。

M.Eさん(純心女子高等学校出身)

敗戦後の困難を乗り越えた当時の人々のことを考えると相当な苦労や忍耐があったことと思います。こうした人々のおかげで、今の私たちは自分次第でやりたいことに挑戦することができます。この講義は私たちが置かれている状況を見つめなおす機会にもなったので、とても良かったです。これまでの講義を振り返り、深く掘り下げ、勉強を続けていきます。

A.Eさん(熊本学園大学付属高等学校出身)

昔から社会科が好きで、特に政治経済の分野が好きだったので、とても楽しく学べました。戦後の日本がどのようにして経済大国に発展してきたのか、ここも現代史の中で最も好きなテーマなので、この講義で学べてよかったです。大学に入ってから商社の仕事に興味を持ったので、これからもっと詳しく調べていこうと思っています。

M.Oさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

戦後の経済の流れが論理的にわかるので、聴講していてとても興味がわきます。高校までの日本史や政治経済の授業では事実を淡々と教わるのに対し、この講義では身近な実例や商品、企業が紹介されるので、いろいろと考え、新しい着眼点を得ました。今、商社の仕事に興味を持っているので、今回、総合商社の歴史や機能、現状について教わったことをもとに自分でも調べていこうと思っています。

M.Eさん(九州国際大学付属高等学校出身)

講義で紹介いただいた松下幸之助や早川徳次、安藤百福、稲盛和夫など戦後の日本の産業界をリードした経営者の方々の言葉には深いものがあり、考えさせられました。いつか役に立つ、心の支えになる言葉になるだろうと思い、ちゃんとメモしています。しっかりと学び、将来に役立てていきたいです。

M.Oさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

高校の日本史の授業では表面的なことしか知ることができませんでしたが、この講義で日本が敗戦の焼け跡から復興し、経済大国と呼ばれるに至るまでどのように歩んできたのか、何が起き、日本人の生活や文化がどのように変化してきたのかを含め、詳しく学ぶことができました。特に、高度経済成長を支えた繊維産業や鉄鋼業の発展のプロセスを学ぶことで、開発途上国が工業化し、テイクオフするプロセスについても学ぶことができました。
 
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同じく国際キャリア学科3年生を対象とする「人的資源管理論Human Resource Management)」(3年後期選択科目、担当:山口)では、「ヒト」(従業員を中心とする人材)、「モノ」(製品・サービス、設備・機械など)、「カネ」(資金)、「情報」の 四つからなる企業の経営資源のうち、「ヒト」に関する管理活動=人的資源管理の基本を学びます。

「ヒト」に関する企業の管理活動は以前は「労務管理」や「人事管理」と呼ばれていました。しかし、1980年代頃から米国を中心に「ヒト」=「人的資源」という考えが広がり、日本でも徐々に「人材は企業競争力の強化のための経営資源」という考え方が一般的となりました。そして、「ヒト」に関する企業の管理活動も次第に人的資源管理」と呼ばれるようになりました。 近年では、例えば西日本シティ銀行のように「人材」を「人財」と呼ぶ企業も増えてきています

講義では
、日本経済新聞出版社の『人事管理入門<第二版>』(今野浩一郎著、2014年)を教科書として、人材の確保・育成と配置、報酬の決定などを通じて人材の有効活用を図る人的資源管理の仕組みを、採用、配置と異動、人事評価と昇進管理、給与と福利厚生、教育訓練、労働時間管理、労使関係など順を追って学んでいきます。そのなかで、日本的経営に関する英語の文献も読み解きながら、日本企業の人的資源管理の特徴やそれを生んだ歴史的背景、企業経営を取り巻く環境の変化などについても学んでいきます。
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Y.Iさん(福岡県立三池高等学校出身)  

就職活動のためにも、そしてその後の将来のためにも知っておけば必ず役に立つと思い、受講しました。前期には「日本産業論」を受講しましたが、後期のこの授業ではさらに専門用語が多く、難しく感じました。十分にわからなかったことは教科書とノートで復習し、何度か父にも聞いてみました。春休みも継続して学び、就職活動に備えたいと思います。ありがとうございました。

M.Iさん(大分県立中津南高等学校出身)  

就職活動を行うためにも、そして社会人として必要な知識としても、今後の自分に役立つ多くのことを学ぶことができました。日本の人的資源管理の制度や仕組みを日本経済や企業経営を取り巻く環境の変化とともに学べたことでさらに理解が深まり、前期に受講していた「日本産業論」で学んだ第二次世界大戦後の日本経済の流れについてもより深く理解することができました。

Y.Cさん(山口県立下関南高等学校出身)

就職する前に知っておくべき社会や企業のことについて多くを学ぶことができています。この講義を受けてから企業を舞台にしたドラマのセリフも以前よりはるかに理解できるようになりました。

S.Nさん(宮崎県立都城西高等学校出身)

最初に講義を受けた時は聞きなれない専門用語が多くて戸惑いましたが、回を重ねるにごとに次々と新しい知識を身につけることができてきて、とても楽しくなりました。この講義で学んでいることは今後、どんな企業に入っても役に立つ知識だと思います。講義が終わった後もこまめに復習していこうと思っています。

Y.Tさん(福岡県立香椎高等学校出身)

この講義は単に学問としてだけではなく、就職活動が始まる私たちにとって勉強になることがたくさんあったと思います。就職活動の前にもう一度、この講義で学んだことを勉強しておきたいと思います。

A.Kさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

経営学系の学部に入らないと学べないと思っていたことを勉強することができ、非常にためになりました。マネジメントには以前から関心があったので、こんな仕組みになっていたのかという発見がたくさんあって、たいへん面白かったです。

Y.Mさん(佐賀県立佐賀北高等学校出身)

社員がどのように雇用され、異動・配置されるのかなど、働く前に絶対に知っておいた方がいいことを多く学べた貴重な時間でした。なかでも採用に関する講義はとても興味深かったです。内容は少し難しかったですが、学ぶことができて本当によかったです。

K.Yさん(福岡県立糸島高等学校出身)

企業の仕組みやマネジメントについて多くを学ぶことができました。パワーポイントにまとめられた図を見ながら聴講できたので、わかりやすかったです。今後の就職活動も楽しみになってきました。募集要項やホームページなどをみて、じっくりと検討していきたいです。
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3年次には、こうした経済・経営領域の科目で学んだことをさらに国際ビジネスの「現場」で深めるため、企業、公的機関、産業関連施設などで国際ビジネスとそれを取り巻く環境について実地で学ぶフィールドワーク(*)やインターンシップ(*)などの科目も開講しています。「定評のある英語教育で英語力を総合的、かつスキル別に高めながら、専門科目については実務、現場からの視点を重視しながら学ぶ」、これが国際キャリア学科のカリキュラムの特色といえます。
http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/511
http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/604
http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/512

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「日本産業論」のテストを終え、ガッツポーズの3年生。これからいよいよ就職活動に臨みます!

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