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2018.01.10

心理学科

授業紹介:3年次 重橋ゼミ(『専門演習』)

 3年次になると学生たちは“ゼミ”に所属し、指導教員のもと、ゼミの仲間たちと研究や学外活動に励むことになります。ゼミは大学の中で最も教員の個性が反映された場所と言えますが、そこでの取り組みはなかなか見えにくいものです。そこで『心理学科Today』では、心理学科の教員たちがゼミでどのような活動を行っているのかを紹介していきます。第6回となる今回は、重橋教授の3年次のゼミです。

 

 
専門演習(重橋ゼミ)での取り組みを3つ紹介します。

ゼミの発表から学ぶ
 3年ゼミでは発表を通して、「情報を収集する力・分析する力・発信する力・批判する力」を身につけます。前期は専門書や論文の発表、後期はグループ研究の実施と発表を通して、少人数教育ならではの安心できる空間の中で仲間と協力しながら、これらの課題に取り組みます(写真下)。グループ研究では、今年度は「幸福感」を共通テーマに「笑いの表出と幸福感」「偽りの自分と幸福感」の関連について現在研究中です。
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先輩・後輩との交流から学ぶ
 ゼミでは、ゼミの先輩‐後輩とのつながりを大事にしています。交流から学ぶこともたくさんあります。例えば、プレゼンテーションの力を発揮できるように、前期は先輩、後期は後輩のゼミ生に向けて発表を行います(写真下)。また、大学院進学や就職活動といった今後のキャリアに関する悩みは、先輩との懇談会で積極的にたずねます。
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 先輩‐後輩との交流を楽しむ時間も必要です。今年は大学院生も一緒に、“秋のサンマ大会”を企画しました(写真下)。七輪で焼いたサンマとキノコ汁、新米のご飯を頂きました!
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ゼミ外の活動から学ぶ
 私の専門「臨床心理学」に興味を持つ学生が多いため、臨床心理学について学ぶ研究会に参加する機会や(写真左:耳が聴こえない人への支援について学ぶ研究会に参加)、臨床支援に関わるボランティアへの参加の機会(写真右)を紹介し、ゼミ外の活動から学ぶ機会も大事にしています。
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 1年間で学生は持っていた力を発揮するようになり、4年ゼミでの卒業研究に臨みます。
(担当:重橋)