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2018.01.03

国際英語学科

2017年度福岡県・市 中学校英語教諭採用試験の合格リポート

福岡県、及び福岡市の中学校英語教諭採用試験に於きましては、筆記試験、実技試験、模擬授業、面接等 多岐にわたる試験が実施されます。採否にあたっては英語力のみならず、教員としての高い資質・能力が求められます。2017年度の英語教員志願・採用状況を見ると、福岡県では134名が受験し、うち、46名が合格(合格倍率は3倍)、福岡市では142名が受験し、うち、29名が合格(合格倍率は5倍)となっており、試験内容の難しさに加えて競争率も高く、難関と言える就職先となっています。そんな中で、2017年度、国際キャリア学部国際英語学科の教職課程で学んだC.H.さんが福岡県中学校英語教諭採用試験に、そしてM.Fさんが福岡市中学校英語教諭採用試験に、それぞれ、見事、合格を果たされました。今回、このコーナーでは、お二方の合格体験記をご紹介いたします。

1.福岡県 中学校英語教諭採用試験に合格のC.H.さん
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〇教員を目指したきっかけを教えて下さい

私は福岡女学院大学に入学してから、国際英語学科に英語教員のための教職課程があることを知りました。はじめは、自分の将来の可能性を広げることを主目的にして勉強していました。しかし、ボランティアとして中学校に行き、生徒に英語を教えることを通して、教える楽しさを感じさせられることが何度もありました。生徒に「先生のおかげでわかったよ!」と笑顔で言われることがうれしくて、教員になることを決めました。

〇国際英語学科で英語力アップの為に頑張った事を教えて下さい。

字幕付きで映画を見たり、洋書をたくさん読みました。最初はわからない単語が多くて苦労しましたが、続けていくうちに慣れました。福岡女学院大学の図書館には、たくさんのDVDや洋書が置いてあります。みなさんも、福岡女学院大学の図書館で、是非、自分のお気に入りのDVD、洋書を見つけてみてはいかがでしょう。

〇大学での採用試験の対策や準備について教えて下さい。

本学の教育支援センターの先生方にご指導を戴きながら、試験対策を進めました。教育支援センターには学校現場を経験された先生方が多くいらっしゃいます。わからないことは何でも聞けたので、非常に安心できました。模擬授業の練習や論作文指導などで、夏休みといえども毎日勉強するのはきつかったですが、国際英語学科の先生方をはじめ、多くの先生方に応援して戴いたことで、最後まで諦めずに頑張ることができました。

〇これからの目標や、今から教員を目指そうとしている後輩へのアドバイスをお願いします。

今後は、英語を学ぶことが楽しいと感じる生徒を育てていきたいです。そのためにも、残された学生生活の中での模擬授業を通して、「英語の授業の進め方」をしっかり学びたいです。国際英語学科の教職課程では、多くの先生方がサポートしてくださいます。また、大学周辺の小中学校とのつながりも深いため、教職課程での活動の一貫として、ボランティアとして学校現場を知ることもできます。英語教員を目指すにはとてもよい環境だと思います。
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国際英語学科・教職課程の模擬授業でのC.H.さん

2. 福岡市 中学校英語教諭採用試験に合格のM.F.さん 
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〇教員を目指したきっかけを教えて下さい。

純粋に高校時代の先生方に憧れたからです。実は、国際英語学科に入学した後に英語の点数が伸び悩み、教師になることを諦めかけた時期もありました。ですが、中学校への学校インターンシップで知り合った多くの先生方とのお話の機会を得たり、色々な子供たちと触れ合う中で、教師という仕事に強い魅力を覚え、いつしか「絶対に教師になる!」と考えるようになりました。

〇国際英語学科で英語力アップの為に頑張った事を教えて下さい。

国際英語学科の授業の大半は英語で行われます。そのため、ひとつひとつの授業を大切にしました。授業では必らず一番前の真ん中の席で講義を受け、分からないことはすぐに質問をするようにしていました。さらに、ESS(英語部)に入部し、顧問のネイティブの先生の指導の下、何度も英語のスピーチ大会に参加したり、他学科の学生たちと英語のミュージカル制作にも挑戦することで、英語力をつける努力をしました。

〇大学での採用試験の対策や準備について教えて下さい。

採用試験では模擬授業がありましたが、それは英語で行うものでした。国際英語学科の教職課程の児童英語教員コースや英語科教育法という授業で、何度も英語での模擬授業を行っていたので、本番も落ち着いて模擬授業を行うことが出来ました。また、本学の教職支援センターからは、実際に学校現場に赴く機会を何度も与えて戴き、採用試験前には書類確認から試験対策の為の講座など、手厚いサポートをしていただきました。私の力だけではなく、国際英語学科の先生方、実際の教育現場の先生方、教職支援センターの皆様のおかげで、合格できたと思っています。

〇これからの目標や、今から教員を目指そうとしている後輩へのアドバイスをお願いします

周りにいる人達を幸せにすることができる先生になることが目標です。その為に、在学中はもちろん、先生になってからも英語や教育について、学び続けたいと思っています。また小さな事にも全力を注ぐことで様々なことを吸収していきたいと思っています。教員を目指している後輩には、与えられた機会を大切にし、色々な事を経験してほしいなと思います。私自身、在学期間中に、何かに一生懸命に取り組むことで、必ずものに対する考え方が変わり、自信に繋がることを肌で実感することができました。ときに失敗することがあっても、その失敗は必ず解決策を引き連れてくるので、投げ出さずに取り組むことが大切です。二度と戻ってくることのない大学生活を中身の濃い、実りのあるものにしてもらえたらと願っています。

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国際英語学科・教職課程の模擬授業でのM.F.さん

国際キャリア学部国際英語学科では、多彩なカリキュラムを擁した教職課程を用意して、英語教諭を目指すガッツある学生の皆さんを、お待ちしております。