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2017.12.30

国際英語学科

University of Baguio(フィリピン)留学報告

国際キャリア学部では、在学生のために海外提携校(米・英・豪州・アジアの9ヶ国、16校)への留学プログラム、"Study Abroad" 科目を設けており、在学生のほとんどがこの科目を履修し、世界に出かけています。このプログラムでは留学先と提携して行う成績評価によって単位認定がなされるので、休学などの措置をとることなく、通常の4ヶ年の学期中での留学が可能です。

今回、このコーナーではフィリピンのバギオ大学(
University of Baguio)に留学をされた、N.R.さんからの報告です。

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〇なぜこちらの大学(留学先)に決めましたか。

私は発展途上国に興味がありました。日本はフィリピンに比べると生活はしやすく、ものに恵まれていますよね。そんな中で、私は発展途上国に住む人々がどんなことを考え、どんな生活をしているのかについて、興味が湧きました。発展途上国と環境に恵まれている日本とを比べたり、未知の文化に触れ人々と交流することで、世界に対する自分の視野を広げようと考え、フィリピンのバギオ大学への留学を決めました。

授業への取り組み方やクラスの雰囲気を教えてください。

バギオ大学は語学学校ではなく、現地の学生が専門的な知識を身に着ける、私立大学です。そのため、授業は英語で進められるとともに専門単語が次々と出てくるので、授業中は先生の講義や学生の発表する意見を録音し、家や図書館で復習を欠かさず行いました。また、授業では自分の意見を発表する機会が多かったので、現地のクラスメイトを見習いながら、積極的に取り組みました。

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授業以外の活動について教えてください。

今回フィリピンのバギオ大学に留学したのは、私を含め3名のみでしたので、専攻した学部も違えばクラスも違うことも多く、最初は孤独でしたが、その中でたくさんの現地の学生と友達になることが出来ました。彼らは授業の空き時間や週末にバギオの有名スポットへ案内してくれたり、フィリピンでしか味わえない食べ物をたくさん教えてくれました。私はそうした機会を常に大切にしました。

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留学することで何が勉強になりましたか。一番自分の強みになった点や変化したところを教えて下さい。

私は海外に行くことが今回の留学で初めてだったこともあり、留学当初はストレスに感じることがほとんどでした。言葉が違えば文化も違い、人とのコミュニケーションの中で自分が英語を流暢に話せないことが辛いと感じることも多々ありました。しかし、いかに正しい文法で英語を話すかではなく、いかに異文化を受け入れて、人とのコミュニケーションを大事にするかが、本当に大切なことだということに気づくことができました。

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クラスメイトと一緒に N.R.さん(写真、右端)
 

〇将来の夢やこれからの目標を教えて下さい。

私はフィリピンで多くの素晴らしい人々に出会えたとともに、道端で物乞いをする人を見ることも多く、貧富の差という現実を初めて目にしました。これからはそういった発展途上国が抱える問題をもっと知り、向き合うために、海外ボランティアなど国際協力活動に積極的に参加しようと考えています。

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クラスメイトと一緒に N.R.さん(写真、左端)

国際キャリア学部国際英語学科では、在学生の異文化交流の実践と国際感覚の研磨のための多彩な留学プログラムを用意して、グローバルシーンで活躍するキャリアウーマン形成の応援をしています。