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2017.12.14

国際キャリア学科

海外留学留学先からの報告84:K.Mさん(米国テネシー大学マーティン校-福岡県立春日高等学校出身)②

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国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。

留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。

このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。84回目の今回は今年度後期から米国のテネシー大学マーティン校に留学しているK.Mさん(福岡県立春日高等学校出身)からの二回目の報告です。

K.Mさん(福岡県立春日高等学校出身)​からの留学報告②

私は今年8月からアメリカのテネシー大学マーティン校に留学し、英語を中心に学んでいます。今回は参加している大学のバンドでの活動についてご紹介します。

IMG_7510.JPGテネシー大学マーティン校には、音楽専攻の学生だけのバンドと、一般の学生と音楽専攻の学生の混合のバンドと2種類あり、私は混合バンドに所属しています。知り合いの先生のおかげで、コンダクターと連絡を取ることができ、こちらに来てすぐトランペットと自分のロッカーを貸してもらえました。私は中学高校と6年間吹奏楽部に所属していたのですが、まさかアメリカに来て楽器の演奏を再開するとは微塵も思っていなかったので、すぐに両親に楽器のお手入れ道具など必要なものを送ってもらいました。
(右は大学のバンドのコンダクターのDr.Billです。)

久しぶりにトランペットを吹くことに最初は不安を感じていましたが、6年間、吹奏楽部の活動に青春を捧げていたのですぐに感覚は戻ってきました。初めは、誰も目も合わせてくれない、どこに座ればいいかも分からない、声もかけられないの三拍子で心臓が止まったと思うほどガチガチに緊張していました。しかし、日が経つごとに次第にバンドのみんなも声をかけて助けてくれたり、しょうもないことで笑ったり、キャンパスで立ち話したりと、週二回の練習がとても楽しみになりました。
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演奏後、トランペット・パートの仲間たちと

演奏会当日は、予想以上に多くのお客様がいらしてくださり、本番前に「この中に日本人の学生がいまーす!はい、みんなに手を振って〜!」とコンダクターに急に紹介されました(全く知りませんでした)。本番では5曲演奏しました。そのうちの一曲は、音楽専攻の学生だけのバンドとの合同演奏で、サウンドの厚みと重厚感に感動しました。日本では綿密に打ち合わせをして、リハーサルをして、と準備をしっかり進めて本番に挑みますが、アメリカでは本番前日まで曲順やどのタイミングで異動するかなど誰もわかっておらず、この適当さも私にとっては経験になりました。
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言葉も、人種も違えども同じ楽器で同じ音出して、そして何十人でひとつになるのは本当に初めての経験で、練習中から何度も感動しました。「やっぱりみんなで演奏することはとっても素敵で楽しい!そして何より、自分で頑張った成果が目に見えるのは何をしてても楽しいな」と改めて感じました。

つぎの演奏会本番は2月です!勉強とともにバンドでの活動も頑張ります!

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テネシー大学マーティン校の学部生、留学生仲間と
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  * I Can Do:International Career Development