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2012.04.03

大学院

臨床心理学専攻による第2回東日本大震災支援を終えて

3月も終わりなのにまだ解けていない雪。初めて東北の寒さを多少実感できた震災支援期間でした。
それでも崎山仮設住宅集会所の「あそぶ寺子屋」の子どもたちは外で元気に遊んでいました。今回の支援では、支援者として教員2名、院生4名が参加、サート教室参加者延べ71名、あそぶ寺子屋参加児童延べ50名となりました。
春休みを持て余していた子どもたちは、大喜びで毎日一所懸命にやってきましたが、大人の「サート教室」は前回に比べ、人数が半減しました。
その理由は、震災後、初めてワカメの水揚げが行われ、みなさんはそのお手伝いのバイトに出られたそうです。閉塞した仮設住宅から出て、少しでも働くことができるということは、大変大きな生活の支えになるであろうと想像しながら、私たちも心から嬉しく思いました。

「サート教室」に来られる方々も私たちのためにたくさんのワカメやワカメの茎を持ってきてくださいました。
醤油くらいでいくらでも食べられるとても新鮮でおいしい三陸のワカメを贅沢にいただき、本当にごちそうさまでした!

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まだ雪が解けてない仮設住宅地/院生と外で元気に遊ぶ子どもたち

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「あそぶ寺子屋」で作った子どもたちの作品/ちょっと手が空いたら勉強熱心な院生

*写真掲載に関して、関係者の了承をいただいています。