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2017.09.23

心理学科

授業紹介:『卒業研究A/B』

 心理学科には『卒業研究A/B』という4年次必修科目があります。学生が自身の興味・関心に従って指導教員(ゼミ)を選び、卒業論文執筆に向けて研究を行うことになります。まさに大学を代表する授業と言えます。
 今回の『心理学科Today』では、そのような大学ならではの知的活動を知って頂くために、重橋のぞみ教授のゼミを御紹介いたします。「夏休み中にも自主的に卒業研究を進める学生たちとそれを細やかに支える教員」という風景は、少人数教育だからこそ見られるものかもしれません。
 

 

 夏休みが終わり、4年生は卒業研究作成に向けて質問紙調査等を行う時期になりました。昨年度卒業した先輩達もこの時期は卒業研究の追い込みをしつつ、進学や就職と、それぞれの進路に向かって準備を進め、あっという間に卒業を迎えました(昨年度は大学院進学者が6名と約半数を占めました!)。これからの時間を真剣に過ごし卒業研究を書きあげることで、ゼミ生達が大きく成長するように毎年感じています。
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【3月卒業礼拝後に卒業研究集を持って】
 
 今年度は前期に既に調査を終えた学生もおり、夏休み中も自主ゼミを行うなど熱心に研究に取り組んでいます。テーマの一部を紹介すると・・
 ・家族関係とストレスコーピング
 ・信頼関係と愛着
 ・きょうだい関係と他者比較傾向
 ・対人不安と自己評価
などがあります。
 
 研究方法も多様で、大学生に対する質問紙調査、学内の売店に協力を得て行う研究(飲料水の購買に関する研究)、フィールドでの調査(演劇の熟達に関する研究)、実験を用いた研究(緑の癒し効果)など、学生たちは新たな方法にも果敢に挑戦しています。
 大学生最後の時間に真剣に向き合い取り組もうとしているゼミ生の努力を応援するとともに、これからの皆さんの成長を楽しみにしています。
(担当:重橋)

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【4年生との集合写真】        【中間発表をしている様子】