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2017.09.26

大学院

【発達教育学専攻】発達教育学講演会 お礼

9月23日(土・祝)、大学院人文科学研究科 発達教育学専攻主催の講演会を開催いたしました。
講師は、内田伸子 本学大学院客員教授(お茶の水女子大学名誉教授)で、「子どもの目線に立つ子育て・親育ち~どの子も伸びる共有型しつけのススメ」について、最新の脳科学や発達心理学からの実証的なデータに基づき、子どもと同じ目線に立ち心の声を聴くことの大切さについて共に考えました。

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(学長挨拶)
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(発達教育学専攻運営委員挨拶)

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(内田伸子 本学大学院客員教授:お茶の水女子大学名誉教授)

講堂は、親子や保育関係者、行政や病院関係等多くの方に参加いただきました。
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多くのデータに基づいた内容の講演後には、質疑応答の時間が設けられました。
◆子どもの食事場面における共有型しつけについて
◆保育行事と子ども中心の保育について
◆幼児期における外国語との触れ合い方について
など、家庭、保育現場、小学校の外国語活動で関心が高い内容が質問され、一つひとつに対して内田先生は丁寧に回答されていました。
質疑応答は時間一杯行われ、質問ができなかった方には、Web子育て支援のメールアドレスへ質問を送って頂くよう案内がありました。

また、会場では、内田先生の新著(2017/5)「子どもの見ている世界」が発達教育学講演会特別価格で販売されました。
50冊限定で準備していましたが、完売でした。
販売されて4ヶ月、すでに増刷となっている子育て支援本です。
著者紹介欄には、本学大学院客員教授であることも掲載されています。
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今回の講演は、子どもとのよりよい関係を育むためのかかわり方だったこともあり、多くの子育て中の方が来られ、事前申し込み30名の託児はすぐに定員に達しました。そして締切後も申し込みが続き倍以上の希望がありました。
講演中、子ども発達センターでは保育園さながらの託児が行われ、発達教育学専攻教員(医師)、看護師有資格院生、保育士有資格院生、現職保育士が託児スタッフとして活躍していました。

DSC05753.JPG(託児以外の院生スタッフ)



子育てや保育、教育などの実践に貢献する学問“発達教育学”。
今後も多くの方が幸せになるための研究を追求し、地域のみなさまに研究知見を提供できるよう研鑽してまいります。
                  発達教育学専攻運営委員 西、坂田