学科 Today

2016.05.31

大学院

熊本震災支援活動

4月16日熊本本震以降から5月末まで、当専攻の修了生及び在学生を中心に熊本震災支援活動を行いました。

主な活動内容は、まず4月18日から自主避難所を中心に、大学で集めた物資を届けることで、熊本市手をつなぐ育成会 しょうぶの里(知的障害者入所施設)、熊本県上益城郡御船町上野地区の高齢者自主避難所、熊本市内でも甚大な被害を受けた東区の小学校避難所を中心に、事前に連絡、各避難所で必要な物資を届けました。集めた物以外に、教員・修了生を中心に支援金が集まり、それによって各地に必要な物を届けることができました。

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もう一つの活動として、益城町総合体育館避難所において、指定管理者の熊本市YMCAと国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンが共同運営している子どものプレイルームにボランティアとして参加しました。当大学大学院臨床心理学専攻修了生及び在学生に呼びかけ、依頼の翌日から2週間に渡ってシフトを組み、お手伝いすることができました。修了生たちはそれぞれの生活がありながらも、すぐに応答してかけつけてくれました。

一方、ワールドビジョンジャパンは緊急支援で入っているため、5月末までの活動が分かっていたことから、避難所のプレイルームを引き受けることができる地元の子育て支援団体を伝手を通して探したところ、「NPO法人大きな木」の木村由美子理事長とつながり、ワールドビジョンジャパン及び熊本市YMCAの担当者とつなげるためのコーディネートをしました。