学科 Today

2017.07.06

子ども発達学科

エプロン販売

 1年生の「子ども学概論」の講義では、子ども発達学科での学びの基礎として、「子ども学」という考え方と、子どもを理解するために様々な知識や視点を学んでいます。
 講義の中では世界の子どもたちについて学ぶ機会があります。カンボジアについて国際キャリア学部国際キャリア学科 南川啓一教授からのご講話をいただき、その後、カンボジアの子どもたちが作ってくれたエプロンを購入しました。エプロンはこれから先、幼稚園や保育所などの実習で着用します。

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 まずは、南川教授からカンボジアの情勢や子どもたちの生活の実際についてお話を伺います。カンボジアの歴史や現在の子どもたちの生活についてお話を伺い、学生たちは様々な感想を持ったようです。エプロンを作っている子どもたちの様子や笑顔も見ることができうれしく思ったという感想や、南川教授は毎年カンボジアを訪問されていることから、そのお話を伺っている間に自分もカンボジアに行ってボランティアに参加したいという感想を述べていた学生もいました。子ども発達学科の学生がエプロンを買うことで、作ってくれたカンボジアの子どもたちの約三か月分の食料が賄えるそうです。  
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 その後は購入したエプロンをみんなで試着しました。一つ一つ子どもたちの手作りなので、少しボタン穴のずれがあったりとしますが、それが逆に暖かさや子どもたちの想いを感じます。 毎年デザインが違うのですが、今年はピンクと黒を中心にしたチェック柄のエプロンです。学生たちは着用しながら「かわいい」「大事にしたい」と笑顔で話していました。
 
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  最後に学生の感想からの抜粋です。  
 「子どもたちの想いを大事にしながら実習を頑張りたいです」
 「エプロンを着て心温まります。カンボジアの子どもたちにすごく感謝をしています」
 「自分がすごく恵まれていることを実感した。エプロンを大切に使いたいです」
作ってくれた子どもたちの笑顔に負けないように、このエプロンを着て実習も笑顔で頑張っていきましょう!!