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2017.07.04

心理学科

朝倉市との連携事業に向けて、心理学と実ビジネスに関する講演会を行いました

 心理学科が取り組む朝倉連携事業では、「心理学を活かした地域創生」を掲げています。心理学専攻の学生が取り組むわけですので、やはり心理学を活かしたい!そのためには、心理学を実ビジネスに活用されている方に話を聴くのが一番! ということで、NTTデータ経営研究所の茨木拓也先生をお招きし、講演会「心理学は現実世界で役に立つか?~脳科学・心理学をビジネスに活かす~」を開催しました。
 当日は九州大学の教授をはじめ、大手酒類メーカー、大手新聞社、大手広告代理店といった企業の方もお見えになり、心理学への熱い視線を感じました。また、学生たちにも強烈な刺激になったようでした。講演をお引き受け頂いた茨木先生、お越し下さった皆様に心より御礼申し上げます。以下、参加した学生の感想を紹介いたします。
(担当:分部)

 

 これまで心理学科の様々な講義を通じて、人の知覚や思考、感情など、人の「こころ」について学んできました。しかし、それをビジネスに活かすとはどういうことなのか、そもそも心理学がビジネスにどのように関係するのか、想像がつきませんでした。そこで、普段は聴くことのできない「ビジネスに活かす心理学」について学びたいと考え、今回の講演に参加しました。
 
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 講演では、人の消費心理からその人にあった金融サービスを判断したり、「幸せ」を感じる際の脳活動から給与制度を変えたりするといった話を具体的に聴くことができました。心理学がどれほど多面的にビジネスの現場で活用され、役に立っているのかを強く実感しました。
 今回の講演に参加したことで、心理学とは単に人の「こころ」を理解するための学問で終わるものではなく、産業にも大きく貢献しビジネスを発展させる上で重要であることを再確認できました。また、私の中の「心理学」が大きく広がり、その面白さが更に強まりました。将来、どの職業に就いても大学で専攻した心理学を活かしていきたいと思います。
(Y.C.さん; 福岡県立明善高等学校出身)