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2017.07.04

国際キャリア学科

(授業紹介)国際キャリア学科の中国語修得カリキュラム

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国際キャリア学科には、基礎からビジネス会話までの中国語修得修得カリキュラムがあり、陳齢教授が指導に当たっています。

002.jpg1年次から履修する「中国語基礎Ⅰ・Ⅱ」は最小限、必要な語法規則に重点を置き、1年間の学習を通して500程度の語彙と66の語法ルールを身につけることを目指しています。同じく「中国語 会話Ⅰ・Ⅱ」では、毎回、身近なテーマを定め、700程度の語彙と応用のきく重要表現ややり取りのコツを会話の実践を通してマスターすることを目標にしています。挨拶や簡単な応対、数の数え方、食事など日常生活の場面を中国語で表現してみるといった実践を重ねていきます。

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2年次以上で履修する「中国語基礎Ⅲ・Ⅳ」、「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」は、初級から中級へ向かうベルの中国語を学ぶ講義です。初級から急に高度になるのではなく、「中国語基礎Ⅰ・Ⅱ」を学習した人がその延長線上において既習の語法ルールを復習しながら徐々にレベルアップしていくような内容構成で、例えば中国語で日常的なメールや手紙のやりとりができるようになるとともに、身近な話題を中国人に伝達することができるようになることを目指します。
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「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」はビジネスの現場で多用する語彙や慣用表現の学習、例えば、空港での出迎え、宿泊、銀行、歓迎の宴(レセプション)、引き合い、価格交渉、支払方法、梱包、貨物輸送、貨物保険、クレーム条項、契約の締結、歓送会などの場面でよく使う表現を会話の形式で覚え、練習を通して応用範囲を広げていきます。
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こうしたカリキュラムを通して中国語に上達し、中国語検定に挑戦する学生も相次いでいます。以下では4年生のM.Kさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)の感想をご紹介します。

中国語を履修して M.Kさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

IMG_2719.jpg私が中国語を学ぼうと思ったきっかけは単純な理由でした。中国人のモデルの方のSNSのメッセージを読みたかったからです。まず1年次に「中国語基礎Ⅰ・Ⅱ」と「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」を受講しました。1年生の時にぜひこれらの科目を選択することをおすすめします。二つとも基礎からしっかり学べます。2年生では「中国語基礎Ⅲ・Ⅳ」、「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」を選択していました。これらの科目を受講しておくと、3年次の中国の時事や歴史を中心に学ぶ科目をより理解しやすくなります。
 
私が中国語検定を受けた理由は、就職活動に向け多くの人が持っているTOEICや実用英語検定とは違う資格が欲しかったこと、そしてせっかく勉強したので自分がどれほどの実力があるのか試したかったからです。私は3年生でHSKの3級に合格しました。合格まで約一か月間は、ほぼ毎日、空き時間に図書館に行き、ひたすら単語を書きました。放課後も必ず一時間以上は残り、過去問を解いていました。勉強方法として、バスや電車の移動時間にリスニングを聞くことをおすすめします。今は就職活動中ですが、落ち着いたらより上の級に挑戦しようと思っています。
 
これから検定を受ける方におすすめの教材は単語帳で「キクタン単語帳」です。文法を学ぶのにおすすめなのが、中国語基礎で使う教科書と、白水社の「中国語検定対策」です。陳先生の授業をしっかり聞いていたら必ず合格できると思います。後輩の皆さん、頑張ってください。 

*「Asian StudiesA・B」

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  * I Can Do:International Career Development