メディア・コミュニケーション学科2年のM.Hさんが、第7回女子学生「夢」日本語スピーチコンテストの九州予選大会で、審査員「夢」特別賞を受賞しました。国際的に活躍する意欲のある女性を応援するこのコンテストは、日本国内(東京・名古屋・福岡・熊本)のみならず、アメリカのシリコンバレーやタイのバンコクなど海外でも予選が開催されています。この大会で、M.Hさんは「私が思うグローバル女性とは」というテーマに挑んだそうです。その思いの源や努力の裏側を探るべく、お話をうがかいました。
・特別賞の受賞、おめでとうございます!
どのようなスピーチだったのか教えていただけますか。
私はどんな人でも受け入れてお互いを尊重できる人こそがグローバルなのだと思います。他の国の人を好きになって友だちになれれば、その文化にも興味をもって、世界に目を向けられるでしょう。愛をもって理解しあえば差別も少なくなり、自分が何をするべきなのか考えるきっかけにもなります。なので、私もあらゆる人に心を開ける「グローバル女性」になりたいという思いを伝えました。
・このテーマでのスピーチは難しかったですか?
難しいとは感じませんでしたが、深く考えさせられました。私は国際交流に興味をずっと持っていましたし、自分の夢も世界に何かを発信できる人になることです。これまでにも、実家がホストファミリーとしてハワイ・タイ・韓国から留学生を受け入れたり、高校時代に交換留学でマレーシアへ行った経験がありました。世界の人と積極的に関わってきたからこそ「グローバル」な舞台への思いは強いです。
・いろいろな国の人と関わりを持っているのですね。
はい。福岡女学院大学にも留学生がたくさんいて、もちろんみんなと仲良しです。福岡県留学生サポートセンターでボランティアもしているので、各国の留学生と交流があります。
・スピーチ大会では、ほかにどんな思い出がありましたか?
すごくいい仲間に出会えました! コンテストの出場者はいわばライバル同士です。でも、敵対するかとおもいきや、お互いに感覚が似ている人ばかりですぐに打ち解けてしまって、終わったあとには結果についてギクシャクせず、みんなでごはんを食べに行きました。
・志が同じ人たち同士、気が合うものですね。
今回のチャレンジでは、どんな強みを活かせたのでしょうか。
普段から司会業をする機会があり、人前で話すこと自体には慣れているので、あまり緊張しなかったです。ただ、原稿を目で確認しながら進行する司会ならではのクセが出てしまいました。手元をあまり見ずに、自分の思いを相手にダイレクトに伝えることに注力するようアドバイスを受けて、そこを意識して挑みました。
・なるほど、同じ「声に出す」表現でも司会とスピーチでは違うのですね。
まるで違います。1年生のときに受けた林田真心子先生の集中講義「ワークショップC(アナウンス)」では、こうした声を使った表現の奥深さを知りました。講義の終盤では、子供に絵本を読み聞かせる実習があります。ここでも、書かれている物語をただ読むのではなく、目の前にいる人とコミュニケーションをとりながら伝えることの大切さを実践的に学びました。日本語教育がご専門の守山惠子先生には、授業時間外に研究室にお邪魔して直接ご指導をいただきました。ふだんの授業や、今回のようなイベントに関すること以外でも、お二人ともいつも親身に相談にのってくださいます。
・多方面で活躍ぶりに「大学の勉強時間は確保できてるのかな……」と心配していましたが、学科の授業にもしっかり取り組まれているのですね。
まだまだ学びたいです! 今はコピーライティングの授業に感銘を受けています。印象に残るキャッチコピーをつくるには、自分をさらけ出さなければならなくて、その壁をこえるのが難しくもおもしろいです。やりたいことがあれば自分次第でいろいろと学べるところが、メディア・コミュニケーション学科のいいところだと思います。
「人が大好きです」と話す彼女のまわりには、大勢の仲間がいることがみてとれます。記事中で言及したこと以外にも、「どのように時間のやりくりをしているのだろう?」と不思議に思うほど多くの活躍の場を持っているM.Hさん。夢を応援する家族の思いや国境をこえた友情が、こんなにもパワフルにがんばる彼女のエネルギーの源となっているのだと感じました。
・特別賞の受賞、おめでとうございます!
どのようなスピーチだったのか教えていただけますか。
私はどんな人でも受け入れてお互いを尊重できる人こそがグローバルなのだと思います。他の国の人を好きになって友だちになれれば、その文化にも興味をもって、世界に目を向けられるでしょう。愛をもって理解しあえば差別も少なくなり、自分が何をするべきなのか考えるきっかけにもなります。なので、私もあらゆる人に心を開ける「グローバル女性」になりたいという思いを伝えました。
・このテーマでのスピーチは難しかったですか?
難しいとは感じませんでしたが、深く考えさせられました。私は国際交流に興味をずっと持っていましたし、自分の夢も世界に何かを発信できる人になることです。これまでにも、実家がホストファミリーとしてハワイ・タイ・韓国から留学生を受け入れたり、高校時代に交換留学でマレーシアへ行った経験がありました。世界の人と積極的に関わってきたからこそ「グローバル」な舞台への思いは強いです。
・いろいろな国の人と関わりを持っているのですね。
はい。福岡女学院大学にも留学生がたくさんいて、もちろんみんなと仲良しです。福岡県留学生サポートセンターでボランティアもしているので、各国の留学生と交流があります。
・スピーチ大会では、ほかにどんな思い出がありましたか?
すごくいい仲間に出会えました! コンテストの出場者はいわばライバル同士です。でも、敵対するかとおもいきや、お互いに感覚が似ている人ばかりですぐに打ち解けてしまって、終わったあとには結果についてギクシャクせず、みんなでごはんを食べに行きました。
・志が同じ人たち同士、気が合うものですね。
今回のチャレンジでは、どんな強みを活かせたのでしょうか。
普段から司会業をする機会があり、人前で話すこと自体には慣れているので、あまり緊張しなかったです。ただ、原稿を目で確認しながら進行する司会ならではのクセが出てしまいました。手元をあまり見ずに、自分の思いを相手にダイレクトに伝えることに注力するようアドバイスを受けて、そこを意識して挑みました。
・なるほど、同じ「声に出す」表現でも司会とスピーチでは違うのですね。
まるで違います。1年生のときに受けた林田真心子先生の集中講義「ワークショップC(アナウンス)」では、こうした声を使った表現の奥深さを知りました。講義の終盤では、子供に絵本を読み聞かせる実習があります。ここでも、書かれている物語をただ読むのではなく、目の前にいる人とコミュニケーションをとりながら伝えることの大切さを実践的に学びました。日本語教育がご専門の守山惠子先生には、授業時間外に研究室にお邪魔して直接ご指導をいただきました。ふだんの授業や、今回のようなイベントに関すること以外でも、お二人ともいつも親身に相談にのってくださいます。
・多方面で活躍ぶりに「大学の勉強時間は確保できてるのかな……」と心配していましたが、学科の授業にもしっかり取り組まれているのですね。
まだまだ学びたいです! 今はコピーライティングの授業に感銘を受けています。印象に残るキャッチコピーをつくるには、自分をさらけ出さなければならなくて、その壁をこえるのが難しくもおもしろいです。やりたいことがあれば自分次第でいろいろと学べるところが、メディア・コミュニケーション学科のいいところだと思います。
「人が大好きです」と話す彼女のまわりには、大勢の仲間がいることがみてとれます。記事中で言及したこと以外にも、「どのように時間のやりくりをしているのだろう?」と不思議に思うほど多くの活躍の場を持っているM.Hさん。夢を応援する家族の思いや国境をこえた友情が、こんなにもパワフルにがんばる彼女のエネルギーの源となっているのだと感じました。
(学科Today 編集担当)