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2017.04.21

心理学科

『ザ・ルイガンズ スパ&リゾート』で一泊研修を行いました ~2~

 4月5日~6日に新入生オリエンテーションの一環として、郊外のホテルに会場を移して新入生一泊研修が実施されました。プログラムでは、新入生がメンター(助言者となる3年生)や教員に相談しながら時間割を作成する時間が設けられました。また、新入生同士の出会いを実現させるエンカウンターワークも多数企画され、ゲームを楽しみながら自然と知り合いになる機会も提供されました。新入生は、先輩や大学院生から大学生活を充実したものにするための話やアドバイスなどを聞くことができ、楽しく充実した2日間を過ごしました。
 例年一泊研修については「詳しく教えてほしい」という声が多くあがります。そこで心理学科Todayでは、2回にわたって一泊研修の様子をご紹介します。第2回目の今回は、メンターとして研修に同行した3年生と一泊研修の主役である新入生のそれぞれの感想をお伝えします。
(担当:米川勉)
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メンターや教員に相談しながら時間割作成
 

メンターの感想

 先日行われた新入生一泊研修に、メンターとして同行しました。メンターでは、新入生とともにプログラムに参加しながら、大学生としての心構えや履修登録など、心理学科でこれまで経験したことを踏まえて、助言者として活動しました。
 新入生の良き助言者となれるよう、事前の準備ではメンター全員で何度も集まり、自分達が一年生の頃に感じた不安や、心理学科で知っておいた方がよい情報などを出し合いました。そして、少しでも新入生の気持ちに寄り添えるように、一日も早く新入生が大学生活に馴染めるようにと願いをこめて計画を立てました。
 研修では、学科長の佐野先生から、「つながり。出会いとは自分を知り、周りをよく見ること」というお言葉がありました。心理学を学ぶと言うと、「相手の心を読めるようになるの!?」と思われがちです。しかしそうではなく、心理学を学ぶ意義は自分をより深く知り、同時に周囲と向き合う姿勢を整えることにあるのであって、それが他者や社会とのつながりを生むためのスタートラインになるのだと、メンターの活動を通じて改めて学ばせていただきました。
 私は今年度三年生になります。大学生活も折り返し地点となりました。初々しい一年生と接することで初心を思い出し、自分を見つめなおす貴重な時間を得ることができ、本当に感謝しています。さらに、他のメンターたちとの一泊二日もとても楽しい時間でした。このつながりを大事に、女学院での残りの日々を充実させていきたいと思います。
(K.Y.さん)
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 なんでもバスケットで皆のことを知る!

新入生の感想

 私は、スクールカウンセラーをきっかけに心理学に関心を持ち始め、もっと深く学んでいきたいという思いから、福岡女学院大学の心理学科に入学しました。しかし、入学してみると学んだことのない学問や高校までとは異なる日々など、新しいことばかりで、不安の気持ちが大きくなっていました。
 ですが、一泊研修を通じて私は大きな学びを得たと思っています。それは大学生活の過ごし方です。“大学は自由に伴って責任を持たなければいけない場所”とよく耳にします。私の中でこの言葉は、“1人で行動しなければいけない場所”というイメージでした。しかし研修で先輩方や先生たちと交わっていく中で、大学で求められるのは“1人”ではなく“自ら”であることが分かりました。それが分かったことで、クラスの友達や同じ心理学科の人達にも自ら関われるようになり、分からないことでも聞ける環境を自ら作っていこうという姿勢を得ることができました。そして、先輩方が夢に向かって取るべき行動や心理学について説明してくださったことで、入学前よりも心理学についてさらに興味や関心を持つことができました。
 研修が終わった今、私はこれからの大学生活と自分の人生においてとても意味のあった一泊研修だったと思っています。
(G.N.さん)
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 メンバー全員に共通するテーマを探します!