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2017.04.17

国際キャリア学科

新入生学外オリエンテーション②:国際連合人間居住計画 星野幸代先生による講義

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The department of International Career Development has welcomed eighty-five new students in the big family this year. On April 7th, the new students’ orientation took place in Luigans Spa & Resort located in the beautiful Umino Nakamichi. 

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This year we had four guest speakers from different walks of life. One of them was Ms. Sachiyo Hoshino, special adviser to the director of the UN HABITAT (United Nations Human Settlements Programme) Regional Office for Asia and the Pacific. 

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Ms. Hoshino explained to all about the UN and the various organizations of the UN, as well as the UN HABITAT at Fukuoka and its main objectives and roles. The UN HABITAT at Fukuoka was founded in 1978, as the only UN organization in Kyushu, its primary goal is to provide adequate settlements for all. Ms. Hoshino introduced some of the major tasks and challenges that emerged due to rapid increase of population and urbanization, poverty and expanding gap, natural catastrophes, climate change, regional or national conflicts. The UN HABITAT Fukuoka cooperates with the national and local governments by providing various support and monitoring the process. Gender gap has also been taken into consideration to strengthen women’s involvement in social participation.

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Ms. Hoshino has provided us some astonishing facts of some countries/ regions. Her talk has not only reminded us what a blessing it is for all of us to live the present life, it has also inspired us to think: what can we do now so as to serve others in the future?

Thank you very much, Ms. Hoshino, for sharing your work with us, and for the inspiration! 

以下では新入生の感想のいくつかをご紹介します。

Y.Kさん(福岡県立八幡南高等学校出身)

星野先生の講義を聞いて、自分が世界について知っていることはほんのわずかで、当たり前のように家があったり、水を飲むことができたり、病院に行くことができることは本当に幸せなことだと思いました。様々な問題を抱えている地域に対して自分にできることは何があるだろうかと考えるよい機会にもなりました。実際に被災している地域に行き、支援に携わっておられる方からお話を聞くのは初めてだったので、とても印象的でした。

Y.Bさん(筑紫女学園高等学校出身)

星野先生は講義の最後に私たちに大切な五つのことを教えてくださいました。①自分の価値観だけで物事を見ない、考えないこと、②国際社会の一員であることを自覚すること、③意欲を持つこと、④たくさんのことに触れ、自分で感じていくこと、⑤たとえ英語が通じなくとも海外を自分の目でみること。どれもが女性の先輩として、国際社会で活躍する先輩として、説得力に溢れるアドバイスでした。この五つのポイントを胸に大学での勉学に励みたいと思います。

M.Fさん(福岡工業大学附属城東高等学校出身)

星野先生がご紹介された国連ハビタットの被災者の住宅再建支援では、もともと暮らしていた住民自身が再建に携わり、被災者の自信につなげていくということでした。その土地特有の事情や文化、民族性、そして被災者の気持ちに配慮した本当に素晴らしいお仕事だと思いました。私も星野先生のように人々の気持ちを明るくしたり、普通に生活することが困難な人々を支える仕事に就きたいと思います。

H.Mさん(長崎県立島原高等学校出身)

国連ハビタットは女性が自由に発言できる場をつくるなど、女性が社会の一員であることを再確認させるような活動にも取り組んでいます。同じ一人の女性として、女性だからこそできること、女性にしかできないことがあるのではないかと思いました。

R.Oさん(福岡県立玄海界高等学校出身)

今後のアジア地域の課題は女性の地位の向上です。貧困により女性の意見が社会に反映されない状況や伝統的価値観による制約に対し、どのように取り組んでいくのか、女性自身が考え、行動を起こすことが重要になってくると思います。

Y.Tさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

多くの開発途上国で水汲みは女性がしていることに驚きました。世界でも日本でも女性の地位はもっと見直されるべきです。たいへん考えさせられる貴重な講義でした。

S.Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

同じアジアに住んでいながら私の知らないところでは様々な問題が起きていて、それに向き合い、改善しようと努力されている方がいらっしゃるという事実に心を動かされました。私も人のために生きることができる人になろうと思います。

R.Iさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

星野先生の講義を聴き、自分から積極的に何かに取り組んでいくことは大切なことであり、自分自身の成長にもつながることだと思いました。

M.Mさん(筑陽学園高等学校-福岡-出身)

貧困によって本来、社会で活躍するべき女性たちが機会を失っています。このような女性たちが活躍の機会を得ることは、これから大人になる少女たちの未来を変えることにもなると思います。星野先生がおっしゃったように現地の人たちと交流し、自分の目で現状を確認すること、そして多くのことを知り、課題について考えることが、今の私たちにできることではないかと思いました。




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* I Can Do:International Career Development