就職活動を前に、大学1年生から3年生にかけて積極的にインターシップ(企業での就業経験)に参加する学生が増えています。その中で、3年次の冬休みを使い、タイ・バンコクでの海外インターンシップを経験した心理学科の学生がいます。どのような活動で、何を感じたのか、N.M.さんに報告してもらいます。
(担当:藤村)
インターンシップ内容
大学の冬休みを利用し、タイのバンコクにあるカフェ&ホステルでインターンシップを行いました。内容は、カフェ&ホステルに滞在しながら、現地の方々と一緒に働くというものでした。例えば、カフェでの接客や調理、ホステルの滞在客の対応などです。その中で、よりお客様を増やすための方法を企画し、実際に日系企業を訪問したり日本人が多い駅でのチラシの配布する、なども行いました。これらの活動を通して、カフェ&ホステルのマネジメントに関わることができました。インターンシップ体験から得たこと
一番は自信がつきました。1人で海外に行くことは勇気がいることです。一つ一つが挑戦でしたが、それをやり遂げたことで、「自分にはまだまだできることが沢山ある!」という自信につながったと思います。また、日本人は私1人だったため、タイ語と英語が話せないことは苦労しましたが、それでもお互いを理解しようとすることで意思疎通ができました。言語の壁があることにより、人の温かみを肌で感じることができ、感謝の重みを実感しました。その他にも、異文化を知ることで、ここでは書ききれないほど沢山の得るものがありました。参加前に比べ、参加後の私は成長したと自信を持って言えますし、今は毎日が楽しくて仕方がありません。これからの抱負
「自分の気持ちに正直に」生きていこうと思っています。私は、旅が好きです。人が好きです。この好きという気持ちを大事に、周りに合わせすぎず、自分らしくワクワクしていたいです。将来は一般就職を考えていますが、「就活」という枠にとらわれず、沢山の社会人や同級生に出会っていきたいと思っています。そして私の夢は、世界中を旅しながら、誰よりも感謝を伝えた人になることです。高校生に伝えたいこと
大学は自由です。だからこそ多くのチャンスは転がっています。「あたりまえ」を疑い、いつもと違うことを今日してみてください。小さな挑戦でも大きな変化が得られます。どうか自分のワクワクを敏感に察知して動いてほしいなと思います。(N.M.さん)