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2017.02.10

国際キャリア学科

(学生の活躍)「福岡県グローバル青年の翼」団員としてミャンマー、マレーシアを訪問したM.Kさん(1年、八幡高等学校出身)からの報告です

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国際キャリア学科1年生のM.Kさん(福岡県立八幡高等学校出身)とK.Mさん(福岡県立春日高等学校出身)が福岡県の海外青年派遣事業「福岡県グローバル青年の翼」の最年少団員として選ばれ、社会人や九州大学の学生などと一緒にマレーシアとミャンマーを訪問しました。今回はではM.Kさんからの報告を紹介します。 

「福岡県グローバル青年の翼」研修に参加して

国際キャリア学科1年 M.K

私は、将来、観光産業の振興という視点から、開発途上国の発展に貢献したいと思っていました。そのためには、「まずは実際に開発途上国を訪ね、その現状について知る必要がある。現地でしか感じることができないものがあるはずだ」、そうした思いが強くなり、国際キャリア学科の先生のおすすめで「福岡県グローバル青年の翼」に応募しました。
 
研修が始まる前は「ミャンマーやマレーシアの日本とは異なる部分を感じたい、観光振興への取り組みを学びたい」とばかり思っていました。しかし、昨年9月に国内研修が始まって、郷土福岡の歴史や県内企業の海外展開や国際貢献の取り組みなど様々な分野の講義を受けることで、関心の幅はどんどん広がっていきました。
 
IMG_2622.jpg特に興味を持ったのが日本人の先輩方による国際的な貢献活動です。ミャンマーで訪問した公益財団法人オイスカの研修所では、現地の若者に日本の農業技術を教え、農業振興や人材育成に尽力されていました。また、ヤンゴンでは、長年、現地でコンサルティング会社を経営されている西垣充さんが、視覚障害者支援のためのマッサージ店を運営し、視覚障害者の方々の自立支援や社会的地位の向上に取り組まれていました。(右:オイスカ研修所でミャンマー人の研修生たちと一緒に)


1_ヤンゴン視察.jpgそのマッサージ店を訪れたとき、マッサージ師の方々とお話をさせていただいたのですが、皆さん今の仕事に就けてとても幸せだとおっしゃっていました。「何不自由なく生活している私達は幸せであることを忘れていたのかもしれない」と思うと同時に、視覚障害者の方が誇りを持ち、幸せだと感じるような事業を展開されている西垣さんのような方がいらっしゃることを誇りに思い、自分もそうなりたいと強く思いました。(左:視覚障害者支援のためのマッサージ店で西垣さんと)
 
この研修に参加したことで、多くのことを学び、改めて世界の広さや自分の存在の小ささを感じました。今回、学んだことを忘れず、まずは故郷の福岡をよりよくするために様々なことを考え、取り組みたいです。そして、近い将来、困っている誰かが幸せだと感じることができるような、国境を超えた活動に全力で取り組みたいと思います。
 
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マレーシアで:前列左から三番目M.Kさん(写真提供:福岡県青少年育成課)
村の子供達と.jpg
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ミャンマーで:上は学校訪問、下はミャンマーの子供たちとM.Kさん
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