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2017.02.01

心理学科

2月2日卒業研究発表会が行われます!

 2月2日に卒業研究発表会が開催されます。自らの関心にもとづいて設定するテーマのもとでの卒業研究は心理学を学んだことの締めくくりであると同時に、社会人として求められる問題発見能力、問題と関わるデータの収集と分析、問題解決までの道筋などを科学的に説明する能力を培います。写真は、卒業研究発表会に向けてゼミ内発表会を行っている様子です。研究テーマの一部を紹介すると・・・
 ・青年期の親子関係ー青年期危機説と青年期平穏説の視点からー
 ・SNSとの付き合い方-Twitter利用におけるマナーと対処方法-
 ・青年期の対人不安意識と他者との関係性 など
 興味深い研究が多数発表されますので、在校生の方はぜひ足を運んでみてください。
 
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 苦労しながらも互いに助け合い卒業研究に取り組んだ4年生。今、学生達はどのような思いでいるのでしょうか?Y.NさんとM.Tさんの発表会に臨む思いを紹介します。
(担当:重橋)

卒業研究発表会に向けて

 卒業研究を振り返ると3年生の初めてのゼミでの私と、発表会を目の前にしている今の私では一皮むけたような実感があります。初めは資料も思うように集まらず、短い論文を読むことにも慣れず、本当に時間がかかり大変でした。私にとってゼミは緊張と焦りがいっぱいの時間でした。そのような中で、自分が焦点を当てて集中しなければならないところ、一番時間を浪費しているところに気づけたことは、少しですが気持ちの余裕を持つことにつながりました。はじめは理解が追いつかないままゼミに参加していましたが、4年の中盤では自分の発言に自信が持てるようになり、友人たちと意見交換ができるようになっていました。卒業研究発表会は、慣れない統計ソフトを使ってのデータの分析、自分の考えに偏ってしまいがちな考察の軌道修正など、ゼミの皆と相談し協力しあってできた集大成です。初めて聞く人にもわかりやすく理解していただけるような発表にしたいと思っています。
(Y.Nさん)
 
 これまでは卒業研究発表を聞く側でしたが、今年は自分が発表をする側になりました。先輩方の研究は、十人十色で非常に興味深く、説明や展示のメモを取りながら聞いていたことを覚えています。私は卒業研究を進める中で、自分の意見を持つことや考えをまとめ伝えることが苦手であるということに気づきました。しかし、卒業研究発表会を無事に迎えられるのは、ゼミの皆と一緒に真剣に意見を交換していた時間あったからこそだと思います。この時間は、本当に私の中で大事でかけがえのないものになりました。今回の発表会では、私たちがそうだったように、見に来てくれる後輩にとって今後研究に取り組む時の参考になったり、少しでも記憶に残り学びに繋がる研究との出会いになれば嬉しく思います。
(M.Tさん)