学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 人間関係学部
  4. 心理学科
  5. こども総合相談センターえがお館見学報告

2016.10.28

心理学科

こども総合相談センターえがお館見学報告

 9月15日、白澤ゼミ3年生13名で福岡市こども総合相談センターえがお館へ見学に行きました。
 当日は、こども相談課心理相談第2係大西係長より、こどもの心の問題の現状やセンターの組織、業務について大変丁寧な説明をしていただきました。また、センターの心理職の業務や役割について、大西係長の経験も交え、興味深いお話をたくさんうかがいました。
 その後、館内の見学をさせていただき、実際の心理臨床の現場を垣間見ることが出来ました。ゼミ生には、このような実地での学びを通して、大学で学ぶ理論や技法がどこへつながるのかということを意識し、「社会に貢献できる心理学を学ぶ」という意欲と気概を持って欲しいと考えています。
(担当:白澤)
 
s_today161028N1.jpg

学生の感想

 子ども総合相談センターでのお仕事について具体例や相談の状況、件数をふまえて説明してくださったのでとてもわかりやすかったです。また、課ごとに業務がきちんと分かれていることで様々な状況に一番適した対応や取り組みをしていらっしゃると感じました。
(Iさん:大牟田高等学校出身)

 初めて見る児童相談所の中は、自分の想像とは異なるところも多く、非常に勉強になりました。また、どのような方がいて、どのような仕事をしているのか等、知らないことだらけで、さらなる学びが必要だなと感じました。これから、もっと勉強し、様々な事を経験していきたいと思いました。
(Kさん:福岡県立博多青松高等学校出身)
                       
 子どもが困っていることや不安に思うこと等、子供自身についての相談が主だと思っていたのですが、子育てをするなかでの親の不安、困難さ等、親自身の相談も多く、実際話を聞いてみて初めて知ることが多かったです。家族の問題の背景には核家族化による家族の負担の増加があるなど、時代の中での問題もあると分かりました。施設での職務内容を聞き、同じ空間にいながらも、それぞれ業務が違い、求められることも違うということなど、施設での仕事を知ったことに加え、社会人になることの厳しさも知る良い機会となりました。大学で心理学を学び、将来直接人の心理に触れなくとも学んだことを少しでも活かすことができる仕事に就くことができればと今まで以上に思いました。
(Sさん:福岡女学院高等学校出身)
 
s_today161028N2.jpg