今回は国際キャリア学科の前身である人文学部英語学科OGで、日本銀行福岡支店で活躍されている橋間未来様にインタビューします。
Q:現在のお仕事について教えてください。
現在、所属している福岡支店の営業課は一般の企業でいう「営業」とは異なり、日本経済と金融システムの安定を図るために金融機関の経営状態を把握するとともに、「日銀短観」として知られる景気動向調査などを行う部署です。私は金融動向調査に関する資料作成やデータ処理を行っているほか、受付やお客様の応対、外部からの行内見学のご案内などを担当しています。
Q:日本銀行のお仕事を目指されるきっかけは何でしたか?
大学のゼミで先進国と途上国の格差を知り衝撃を受けたこと、留学していたカナダでガーナからの移民の方が進めていたフェアトレードの商品を普及するボランティア活動に参加したことなどが契機になり、より公共性の高い仕事に就きたいと思うようになり、日本銀行を志望しました。
Q:お仕事で特にやりがいを感じられるのはどんなときですか?
作成に参加した資料が対外的に公表されたときは責任の重さとともに誇りを感じます。また、小学生から高齢者の方々まで様々な方の行内見学をご案内していますが、見学された方々から感謝のお手紙をいただくときもとてもやりがいを感じます。
Q:大学時代はいかがでしたか?
学業、留学、アルバイト、ボランティア活動などとにかく精一杯、取り組みました。資格の取得にも挑戦し、在学中に秘書検定とサービス接遇検定の一級に合格することができました。この経験は社外の方への応対や広報の仕事にとても役に立っています。学業でも資格取得でも先生方や職員の方々にまるで家族のように支えていただき、本当に感謝しています。学科長の先生やゼミの先生とは今でもいろいろと相談に乗っていただいています。
Q:最後に後輩や高校生の方々へのメッセージをお願いします。
興味を持ったこと、学生時代の今しかできないことに、どんどん挑戦してください。たとえ空振りに終わってもとにかくやってみることで、夢が見つかると思います。進学を考えている高校生の方々、女学院はサポートが充実していて、安心して学べますよ。