学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. 海外留学先からの報告㊱:A.Kさん(オーストラリア:モナシュ大学-福岡県立糸島高等学校出身)

2016.10.26

国際キャリア学科

海外留学先からの報告㊱:A.Kさん(オーストラリア:モナシュ大学-福岡県立糸島高等学校出身)

kc_hed3.gif
このコーナーでは海外提携校へ留学中の学生からの報告をシリーズで紹介しています。36回目の今回はオーストラリアのモナシュ大学に留学中のA.Kさん(福岡県立糸島高等学校出身)からの報告です。

留学先からの報告-A.Kさん(福岡県立糸島高等学校出身)

私は入学してから、留学に行くかどうかずっと迷っていました。しかし、先輩方の経験談や前期から留学している友人の近況報告などを聞き、留学することに決めました。

国際キャリア学部では、留学のためにはGPAが2.8以上である必要があります。留学先によってはTOEICで一定以上のスコアを求められます。GPAについては、生活態度、授業態度、出席率、試験での成績など基本的なものができていないと基準を超えることがでないと考え、最善を尽くしました。TOEICの試験では、携帯にリスニング用のアプリをダウンロードして毎日、聞き、単語や熟語も分からないものがあればその場で覚えるようにしました。

留学先では、文法、スピード・リーディング、リスニング、ライティングなどを学んでいます。英語を英語で習うのでとても頭に入ってきやすく、しかも先生方は明るい方ばかりで、学校も本当に楽しいです。授業で分からないことがあればその場で質問し、そのままにしないようにしています。テレビで流れているニュースを見ることもとてもいい英語の練習になっています。家に帰ってご飯ができるまでの間は、ホストファミリーとニュースやドラマなどを見て、電子辞書を持って日常会話の聞き取りや単語の練習もしています。

私のクラスには中国、サウジアラビア、ベトナムなどからの留学生がいて、とても仲良しです。はじめはお互いどんな話をしたらいいか戸惑っていましたが、お互いの国の挨拶や食べ物、宗教の話をしているうちにだんだん打ち解けてきて、今では家に遊びに行ったり、ごはんを一緒に食べに行ったり、休日には遠出をするような関係になりました。お互いの国の挨拶も覚えて、毎朝、教室に入ってきたら「おはよう」「ニーハオ」など、相手の国の言葉で挨拶をしています。違う言葉を話す人たちと英語で話していると、不思議な感覚になりますが、とても楽しく、違う文化を持つ人と理解しあって、楽しく過ごす時間にとても喜びを感じます。

私のホームステイ先はユダヤ教を信仰している家庭でした。ユダヤ教については、今まで関わったことがなかったのではじめはどうしていいか分かりませんでしたが、ホストファミリーの方々が丁寧に説明してくださいました。ユダヤ教の新年のパーティにも参加して理解が深まりました。これはホームステイならではの体験だと思います。

将来は、私がこちらに来て感じたように違う言語、文化で育ってきた人々と交流する、コミュニケーションをとることが喜びと感じてもらえるような人々を増やしたい、そのような環境を作っていきたいと考えています。

kc_20161026_01.jpg
友人たちと(左端がA.Kさん)
kc_20161026_02.jpgホストファーザー:一緒に餃子を作りました
kc_20161026_03.jpgホームステイ先のお部屋です。


kc_fut.gif