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2016.10.19

国際キャリア学科

海外留学先からの報告㉞:M.Iさん(カナダ:セントメアリーズ大学-福岡市立福翔高等学校出身)

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このコーナーでは海外提携校に留学中の学生からの報告をシリーズで紹介しています。今回はカナダのセントメアリーズ大学に留学中のM.Iさん(福岡市立福翔高等学校出身)からの報告です。 

留学先からの報告-M.Iさん(福岡市立福翔高等学校出身)

kc_20161019_01.jpg私がカナダのセントメアリーズ大学に行くことを決めた理由は大きく二つあります。一つ目は、大学のキャンパス内に付設の語学学校があるということです。英語学習のため留学する人々は当然のことながらネイティブスピーカーではありません。もちろん会話は英語で行いますが、やはりネイティブの人々とはスピードや言い回しなどが異なります。私は本気で英語力を向上させたかったので、ネイティブスピーカーと同じ敷地内で学ぶことができるこの大学を選択しました。実際に現地の方々に会う機会が多く、カナダ人の友達もでき、その国民性についても直に感じることができました。二つ目は、カナダは多民族国家であるため、様々な文化の違いを知ることができると思ったからです。留学前まで、国籍や文化の異なる人々が一緒に生活している様子を想像することができませんでした。文化の違いを受け入れられないでいることが私の欠点であり、弱みでもあると思い、カナダ留学を決めました。
 
留学前、私は福岡よかトピア国際交流財団の日本人大学生留学奨学金に応募し、小論文と二度の面接を受け、合格することができました。この奨学金を受けたことにより、なぜ自分は留学したいのか、カナダで何がしたいのかをより明確にすることができました。目標を明確にしておくことはとても重要なことだと思います。学習面ではとにかく授業に集中して知識を確実につけていきました。今、英語力に不安がある人は参考書を買う前に授業を真剣に受けてみてください。続ければ確実に力をつけることができます。
 
留学してみて、私はいい意味で大きく変われているなと感じています。はじめは日本との違いに戸惑い、カルチャーショックを受けましたが、今ではすべてを受け入れ、現地の人と同じように生活を送れています。来てすぐのころは「文法が違うかもしれない・・・」と話しかける前に躊躇していましたが、まずは違ってもいいから話してみることが大切なことであると知りました。単語が出てこずに、話が途中で止まったとしてもみんな待ってくれます。とにかく話す努力をすることが大事だと思います。不安なときは日本人二人で話しかけてみることをお勧めします。海外で日本人と過ごすことは決して悪いことではないと私はカナダにきて感じました。しかし、英語で話すということを忘れないでください。
 
授業は毎日午前9時から午後3時半まであります。金曜日のみ午前で終了です。スピーキングやライティングをメインに行います。課題やプレゼンテーションの準備などはとても大変ですが、プレゼン終了後に評価とアドバイスの書かれた紙をいただけるので、確実にスキルアップしていることを感じ取ることができます。また、時には外に出て、ボランティア活動をすることもあります。
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アーバンファームでのボランティア活動で
 
寮から学校までは徒歩で5分程度です。4人部屋で、キッチンがあり、毎日、自炊しています。徒歩圏内にスーパーマーケットもあり、お米も売っています。しかし、物価が高かったり、日本製のものがなかったりすることもあるので、前もって何を持っていくといいか確認しておく方が安心だと思います。寮は17階建てで、私は15階に住んでいるので、毎朝、きれいな朝日を見ることができます。
 
留学が有意義なものになるかどうかは自分の努力次第だと思います。目標を持ち、何がしたいのか、何を得たいのかを明確にするだけで、留学生活は大きく変わります。残りの期間も目標に向かってもっと多くのことにチャレンジし、カナダで学んだことを胸を張って話せるように全力で頑張りたいと思います。後輩の皆さん、もし留学の機会を得ることができるのなら、全力で楽しみ、何事にもチャレンジすることをおすすめします。
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大学のキャンパス

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BBQイベント
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寮の部屋

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寮の部屋から見える朝焼け


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