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2016.10.14

心理学科

卒業生紹介:児童養護施設で活躍中のS.K.さん

心理学科卒業生で現在は児童養護施設で活躍中のS.Kさんを紹介します。

1.経歴を含め、簡単に自己紹介してください。

 私は、高校の保育科を卒業した後、福岡女学院大学の人間関係学部心理学科に入学しました。認定心理士と社会福祉主事任用の資格を取得し、現在福岡市内の児童養護施設で児童指導員として働いています。

2.大学時代によかったことは何でしょうか。

 まずは、友人が多く出来た事だと思います。長い大学生活を有意義に送るためには友人の支えが必要でしたし、卒業し社会に出た後も大学で出来た友人は大きな支えになっています。また、私は軽音楽部に所属していましたが、それが私の大学生活の中で1番大きなものだったと思います。メンバーと練習に打ち込んだり、時に意見の食い違いで衝突したりと、とても濃い時間を過ごす事が出来ました。部活となると大学生活ではイメージが薄いものかもしれませんが、誰かと一緒に1つのことに打ち込むことは、大学が最後のチャンスなのではないかと思います。

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3.大学で勉強することで今の自分に役立つ力は何ですか。

 私は勉強が大嫌いで、高校を卒業してまで勉強することに疑問を感じていました。しかし、高校とは違い、大学では卒業必要単位のうちの半分以上の単位を自分で選択して受講出来ます。これは勉強をする上で4年間の学習への意欲を保つためにとても重要な要素だったと思います。また、心理学に関することはもちろん、学部共通科目もあり、4年間で自分の興味のあることを学べたことは、今の仕事に限らず、生活の上でも大きく役立っていると感じています。

4.今の仕事を紹介してください。

 児童養護施設では、保護者からの虐待や両親の死別など、様々な理由で保護者と生活することが出来ない2~18歳までの児童が入所し生活しています。その中で私は、いわゆる親代わりの様な関わりをしています。子どもと接する中で、衝突や反抗も多くありますが、それ以上に少しずつ成長し心身ともに大きくなっていく子どもを近くで見守ることが出来ることに、大きなやりがいを感じています。

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5.これから大学生活を始める後輩たちへのメッセージをお願いします。

 大学生活の4年間は、自分の興味のある勉強に打ち込んだり、合間で部活やアルバイトをしたりと、人生で自分のやりたいことが出来る1番の時間だと思います。私は福岡女学院大学心理学科で、とても充実した楽しい4年間を送ることが出来たと、胸を張って言う事が出来ます。どのような4年間にするかは自分次第です。『今』学びたいことを学び、『今』したいことをして、有意義な大学生活にしてください。

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