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2016.10.14

短期大学部英語科

交換留学報告①:テネシー大学

8月17日より約二週間、アメリカのテネシー大学に交換留学に行った学生2名の報告会が、Loungeで行われました。二回に分けて紹介したいと思います。

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S.S.さんの報告
交換留学を終えて

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S.S.さんとM.E.さん

8月17日から約2週間、テネシー大学マーティン校へ行ってきました。私は2回目の留学となりましたが、昨年行ったトロントとはまた違い、自然あふれる町で温かい人たちに囲まれて毎日充実した日々を送ることができました。

出発日は、福岡からメンフィスまで計3回の乗り換えがあったので心配もありましたが、遅延することなく税関もスムーズに通れました。2日目はさっそく学校でオリエンテーションがありました。新しい友達もでき、これからの学校生活にワクワク感を抱いていたのを覚えています。ランチは以前女学院に交換留学で来ていたニッキーとその友達のジェシカとメキシコ料理を食べに行きました。マーティンは小さい街ですが3軒のメキシカンレストランがあります。マーティンに住む人たちはメキシコ料理が好きなようです。日本の思い出話をしつつ、ネイティブスピーカーと話せる環境にいることに喜びを感じていました。

3日目もオリエンテーションがあり、午後は日本語クラブのみんなとゲームをしました。卓球やボードゲームで遊んだ後、スマブラをしました。日本のゲーム機を持っていることに驚きましたし、日本のことを好きでいてくれることに幸せを感じました。初めての週末はエイミー先生にショッピングに連れて行ってもらいました。憧れのアメリカブランドに目が行き、ついつい買いすぎてしまいましたが良い思い出です。パドゥーカのダウンタウンは街並みがお洒落で私の好きな街です。ダウンタウンを抜けると大きな川に繋がっているのですが、防壁までもがお洒落でした。その後語学学校の先生のキャロラインのお家でパーティーをしました。アメリカの郷土料理であるマカロニチーズを一緒に作りました。とても美味しかったです。

次の日はホストファミリーと過ごすことになっていたので一緒に映画を見に行きました。もちろん字幕なしの英語音声でしたが、内容も理解でき、気づいたらソフィアちゃん(11歳)と号泣していました。思わぬところで自分の英語力が身についていることを実感でき、凄くうれしかったです。週も明け、いよいよ本格的に授業が始まりました。レベルは自分の想像より下回りましたが、少人数クラスで多国籍の人たちが集まっていたので刺激的でした。日を重ねるごとに友達も増え、外に出ることも増えました。私は通常授業に加え、恭子先生に許可をもらい、週2回大学の日本語の授業にも参加させて頂きました。

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もともとトロントにいたときから語学学校の先生に憧れを抱いていたのですが、日本語を教える姿を実際に目の当たりにし、さらに日本語の先生という職業に興味を抱きました。英語を使ったお仕事をしたいと漠然と思っていたのですが、英語を人とコミュニケーションをとる道具として使いたいと思うようになりました。英語はどうしてもネイティブスピーカーには劣ってしまうのでプラスアルファーで自分にしかできないものを身に付けたいと思っています。私は恭子先生のお家にホームステイしていたので毎夜のように先生に将来について相談に乗ってもらっていました。

テネシーに行く前に本命の会社に通らなかったこともあり、これからどうしようか何も目標のない状態だったのですが、先生のお話を聞いたり、テネシーで過ごす中で“私のやりたいこと”を見つけることができました。恭子先生だけでなくホストファミリー(旦那さんチャック、トレイくん、ディアンくん、ソフィアちゃんと3匹の犬、猫ちゃん)も凄く優しく気さくに接してくれていました。一緒に家で映画を見たり、大学のプールに泳ぎに行ったり家にいても一人でいることが少なく、楽しい毎日でした。

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2週間というほんとに短い期間でしたが、私の人生を左右した2週間になったといっても過言ではないほど濃い2週間になりました。英語ももちろんですが、テネシーで得た経験、出会いを大事にしてこれから生きていきたいと思います。