学科 Today

2016.10.06

短期大学部英語科

JAL羽田空港研修

9月13日、14日の二日間、日本航空(JAL)による羽田空港研修が行われました。短大・大学の学生20名弱が参加しました。

tan_20161006_01.jpg

研修では客室乗務員の話を聞き、グランドスタッフのアナウンスや発券の業務を体験するなど、とても貴重な経験ができました。

tan_20161006_02.jpg

tan_20161006_03.jpg

JAL工場見学(Sky Museum)では、実際に飛行機のメンテナンスの様子を間近で見たり、CAの制服を着ることができて、学生たちはとても刺激になったようです。

tan_20161006_05.jpg

tan_20161006_04.jpg

以下、参加した学生の感想です。

国際英語学科 H.Y.さん

今回の見学ツアーは私にとって夢への大きな一歩となりました。客室乗務員になることが私の夢であり、大学でも航空業界に関する勉強や英語の勉強に励んでいます。そのような中、今回はJALの方々のお話を聴かせていただき、自分の目で実際に飛行機を飛ばすために働く方々を見て刺激的な2日間でした。

JALの客室乗務員の方のお話にあった「内面から磨いていく」ことや、「感知力を身につける」というお話はとくに印象に残っています。今から努力できることなので、意識して磨いていこうと思いました。また、訓練施設ではお腹から声を出して訓練している姿がとても力強くて衝撃をうけました。お客さまの命を守る保安要員としての自覚と責任感を持つことの大切さが分かりました。

2日目には人生で初めて格納庫に足を踏み入れました。間近で見る飛行機の大きさと離着陸する飛行機のエンジン音に囲まれてとても幸せでした。安全第一の格納庫は緊迫感を感じ、たくさんの人の力と想いがあって1機1機が大切に飛ばされているのだなと感動しました。

飛行機についての講習では私自身知らないことが沢山あり、これから勉強して知識を増やしていきたいなとモチベーションのアップにも繋がりました。

行きと帰りの機内では、優しい笑顔で凛として輝く客室乗務員さんから目が離せませんでした。羽田空港の駅やホテルのフロントですれ違うフライトを終えた客室乗務員の方も一つ一つの動作が美しく、常に意識しているのだなと雰囲気に圧倒されました。

私が目指すのは客室乗務員ですが、このツアーを通してエアラインに携わる様々な職種について知ることが大切なのだと改めて思いました。グラウンドスタッフや整備士やパイロットや地上スタッフとの連携プレーがチーム力を向上させて安全に飛行機を飛ばすことに繋がっているのだと学べました。

ツアーを終えた今日から日常生活での人との繋がりを大切にして、これからの1日1日を大切に過ごそうと決めました。羽田空港やJALの訓練施設や整備場で感じた気持ちを念頭において、なりたい自分になるために心から磨き続けようと思います。

2日間で夢のような体験をして、夢で終わらせないと心に強く決めました。このような素敵な時間を過ごせて、たくさんのパワーをくださったJALの方々や引率してくださった先生、行かせてくれた父と母には本当に感謝しています。
心からありがとうございました。    
 

 短期大学部 M.Y.さん

私は航空業界に興味があり、客室乗務員やグランドスタッフの方がどんな所でどんな風に訓練しているのか実際に見てみたかったので今回の見学ツアーに参加しました。 

特に印象深かったのは、ファーストクラスに乗務する為には段階的に訓練や実習を受けなければならないという点でした。国際線に乗務するのが一番難しいと思っていたので、それを聞いた時は驚きました。

また、具合が悪そうな人や機嫌が悪い人を覚えていて、すぐ対応出来る様にしておくところからは、ひとりひとりにしっかり向き合う「お客さまを大切に思う心」を感じました。

施設内を見学していた時に、丁度保安訓練をしている場面がありましたが、緊急時に乗客を迅速に避難させるために大きな声と身振り手振りで指示する姿は真剣そのもので、客室乗務員はお客さまの命を預かる仕事なのだと再認識しました。

あっという間の2日間でしたが、従業員の誰もが心をひとつにして最高のサービスを提供しようとする姿勢を間近で見られて、とても貴重な経験が出来ました。ありがとうございました。