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2016.09.16

心理学科

オープンキャンパスでのワークショップ活動体験報告

 私達はオープンキャンパスのワークショップ(以下WS)で、大学1年生から4年生までの大学生活の流れ、ゼミ、ボランティア活動の3つを高校生の方々に紹介しました。その中の1つボランティア活動についての発表内容を紹介し、WSで発表の機会を得た体験について振り返ってみます。

発表内容:ボランティア体験

 私達は、鳥栖市の療育医療センター若楠療育園内の子育て支援センターである「どんぐりセンター若楠」にボランティアとして参加しています。私たちが行うことは、子どもたちとたくさん触れ合い、思いっきり遊ぶことです。この施設のポイントは、必ず親子で遊びに来ること、「遊び」をとても大切にしていること、そして障がいを持つ子もそうでない子も関係なく、みんなが一緒に遊ぶ場であることです。
 
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 施設内には、保護者の方々が気軽に子育て情報を手に入れられるように、地域のイベント情報や保育施設の紹介など常に掲示物があります。また、滑り台やバランスボール、積み木などたくさんのおもちゃと広いフリースペースがあり、子どもたちは自分の興味のある遊びを自由に思う存分遊べる環境です。私たちは、子どもの年齢や趣向に合ったおもちゃを使い、体をたくさん動かし、言葉掛けも頻繁に行いながら子どもたちと遊んでいます。週に1回行われる制作のイベントでは、親子が協力しながら工作が出来るよう手伝います。参加者が少ないときには、掲示物や工作の準備を行う保育士の方々の手伝いもしています。毎回ボランティアに行くたびに、保育士の方々が子どもを楽しませるために行っている努力や発想力に驚かされます。
 
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 しかし、一番の驚きは子どもの成長です。保護者の方と一緒に喜び、感動しています。それが何より、私たちがボランティアを行う上で一番の楽しみであり、やりがいです。このボランティアでは子どもと触れ合い学ぶこと以外に、私に様々な経験をさせてくれた本当に貴重な物でした。

WS担当後の感想

 WSでは、参加者(高校生)に分かりやすいよう、また魅力的に大学生活やボランティア活動の内容を伝えたいと思いました。そのため私たち自身の大学生活や活動をまとめ、高校生は何を知りたいのか、私たちは何を伝えたいのかを常に考えていました。この体験を通して、自身の今までを振り返り、考えるきっかけにもなりました。
 WSでは、普段触れ合うことのない高校生の方々との交流だったので、緊張はしましたがとても楽しく、貴重な経験をすることができました。また、この体験をすることができたのは、私達のボランティア活動や普段の大学生活の結果だと思うため、とても嬉しく思います。
 これから大学生となるみなさんにお伝えしたいことは、行動をおこすきっかけを「誰かから」ではなく「自分から」に変え、たくさんのことに自ら挑戦してほしいということです。大学生活はこれまでの学生生活とは大きく違った日々になると思います。自分から動くことでたくさんの先生方と関わり、大学で学ぶ専門的なことを日常生活に当てはめ、視野を広げることができます。心理学科はそれができるのが特徴でもあります。みなさんが福岡女学院大学の心理学科に入学してくることを楽しみにしています。
(3年:Uさん、Mさん)