学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. 国内フィールドワーク「Japanese Career Fieldwork」⑥ −プログ ラム4日目(佐賀市)

2016.09.20

国際キャリア学科

国内フィールドワーク「Japanese Career Fieldwork」⑥ −プログ ラム4日目(佐賀市)

kc_head04.gif

国際キャリア学科3年生を対象とする国内フィールドワーク(Japanese Career Fieldwork)の最終日となる8月24日は佐賀市に移動し、地域経済の活性化、国際化に取り組んでいる佐賀銀行と佐賀県庁、佐賀県国際関連機関を訪問しました。

最初に佐賀銀行で銀行業務に関する研修を受けました。人事企画部の宮崎主任と経営企画部の波多江調査役からそれぞれ「銀行の業務と求められる人材」、「佐賀銀行の概要と地方創生に向けた取り組み」について身近な例を引きながらわかりやすく解説いただいたのに続き、佐賀銀行本店の業務の現場を見学させていただきました。

続いて、人事企画部の井手調査役を前に模擬面接を体験し、面接での注意事項などについてお話しいただきました。「面接で必ず聞かれる自己PRや志望動機はしっかりとした自己分析が前提となります」「私は苦労した経験やそれをどのように乗り越えたかについて質問することがあります。こうしたことはあらかじめ紙に書いておくと、よく話せるようになります」「笑顔とキャッチボール、相手の方の目を見て話すこと、そして語尾をはっきりと話すことが大切です」など貴重なアドバイスをいただき、就職活動を控えた学生たちは緊張しながら真剣な表情で聞き入っていました。

S.Nさん(佐賀県立鳥栖高等学校出身)

以前から関心のある銀行の業務について学ぶ機会をいただけてよかったです。質問の時間では伺いたかったことをゆっくりと聞くことができ、貴重な時間となりました。

M.Yさん(佐賀県立佐賀東高等学校出身)

佐賀銀行で働かれている方々からはとても温かい印象を受けました。素敵な会社でした。銀行業務では女性の活躍が期待されており、今後、女性にとって働きやすい職場になると感じました。

kc_20160920_01.jpg
佐賀銀行本店の業務の現場を見学

kc_20160920_02.jpg
kc_20160920_03.jpg

模擬面接

午後は佐賀県庁に移動し、県内企業の国際展開の支援や県産農産品・食品の輸出促進など自治体における国際関連業務について流通・通商課の村上係長と藤田主事から講義いただきました。佐賀県フィルムコミッションの近野様からは海外の映画やドラマのロケ誘致により地域活性化を図っているフィルムコミッションの業務について、タイの映画・ドラマの誘致が佐賀県へのタイ人観光客の急増とそれに伴う新規ビジネス創出につながっている現状をご紹介いただきながら、解説いただきました。

また、佐賀県産食品につける新しいキャラクターについて意見を求められ、学生たちは若い女性の視点からの様々な意見を述べていました。最後は県庁別館に移動し、国際ビジネス・国際交流機関であるジェトロ(日本貿易振興機構)佐賀、佐賀県貿易協会、佐賀県国際交流協会の方々からそれぞれの業務と役割についてご紹介いただきました。

Y.Nさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

今回のプログラムで訪問させていただいた機関、企業のなかで佐賀県をPRするために多くの職員の方々が様々な取り組みをされている佐賀県庁のお仕事に最も興味を持ちました。

K.Uさん(熊本県立玉名高等学校出身)

佐賀県庁の方々のお話からは、佐賀のことをもっともっと知ってほしい、佐賀の素晴らしさを広めたいというお気持ちが伝わってきました。特に、フィルムコミッションの近野さんのお話は仕事への熱意が伝わってきて感動しました。
 

5月を含め4日間のフィールドワークでしたが、学生たちは北部九州地域の企業、公的機関、産業関連施設など15か所を訪問し、国際経済関連の実務に従事されている皆様から貴重なお話を伺い、刺激を受け、知見を深めたようです。

kc_20160920_04.jpg
佐賀県庁の国際経済関連業務についての研修

kc_20160920_05.jpg
佐賀県産食品のプロモーションのためのキャラクターを検討

kc_20160920_06.jpg
佐賀県庁の方々と

kc_20160920_07.jpg
佐賀県国際関係機関の業務に関する研修