8月23日の午後は、はじめに北九州港太刀浦コンテナターミナルを訪問し、国際物流について学びました。北九州市港湾空港局の中野係長、谷口主任から港湾物流についての講義と北九州港のご紹介をいただいた後、特別に警備の方の先導車の案内で太刀浦コンテナターミナルを見学させていただきました。
ちょうどジブラルタル船籍と香港船籍のコンテナ船が到着しており、学生たちはストラドルキャリアが動き回り、ガントリークレーンが上下して大量のコンテナが素早く積み下ろしされる様子に感心しながら見入っていました。
M.Iさん(福岡県立八幡高等学校出身)
歴史のある太刀浦コンテナターミナルで国際物流の仕組みを知り、物流について関心を深める一日となりました。コンテナを抱えたストラドルキャリアが縦横無尽に走り回る光景をすぐそばから見ることができ、たいへん勉強になりました。続いて、門司税関を訪問しました。はじめに黒木税関広報広聴室長から、税関の業務と役割について、長年、携わられた密輸阻止のエピソードを交えながらわかりやすく解説いただいたのに続き、浦川統括監視官よりコンテナを積んだトラックごとX線での貨物検査ができる大型X線検査装置についてご説明いただき、実際に検査が行われるところを見学させていただきました。税関職員の方がお仕事されている現場もご案内いただき、学生たちは女性の活躍が目立つ税関の業務について強い関心を示していました。