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2016.08.26

国際キャリア学科

Junior Seminar I (3年生必修科目、担当:中島)

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中島ゼミでは映画の中のセリフ、会話表現、ストーリー、映像を様々な切り口で分析した上で、英語と日本語、そしてその背景となる文化の違いについて考えます。同時に、2年次までに培ってきた「英語を使って情報を収集し分析、議論する」力、「英語でプレゼンする」力と「英文を書く」力を更に伸ばしていきます。

前期は「英語らしさとは?日本語らしさとは?」について考えました。プロジェクトとして、映画の一部分の字幕翻訳に挑戦した上で、映画の中で話される英語と、それに対応する日本語字幕とを比較分析します。その後、「英語らしさ、日本語らしさ」について書かれた英語テキストを読み、オリジナル字幕翻訳作成プロジェクトを通して感じた「疑問」について、テキストのトピックと関連させながら考察していきます。

前期のゼミで最も印象に残ったことをゼミ生に聞きました。

N.Iさん(Golden Secondary School-カナダ-出身)

映画の字幕を自分たちで考えて皆で読み合わせたことが一番印象に残っています。意外と良い仕上がりでびっくりしました。また、日本語と英語の違いについても考えることができました。プレゼンテーションでは、準備において何が必要かを学ぶことができました。

M.Hさん(中村学園女子高等学校出身)

英語と日本語が別物だとは知っていましたが、この授業でHindsの考え方をもとに、もっと明確に違いを学ぶことができ、英語に対する理解が深まりました。教科書の内容をグループで調べて、パワーポイントを使って説明したのが、大変でしたが、とても印象に残っています。難しかったです!

M.Iさん(福岡県立八幡高等学校出身)

グループの皆で映画を観て、字幕翻訳に挑戦して、「なぜ日本語ではそうなるのか?」を考えてプレゼンしたことが私は最も印象に残っています。自ら翻訳に挑戦する楽しさを学ぶことができました。

N.Sさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

英語は「人」に焦点をあてているのに対し、日本語では「状況」に焦点をあてていて、これは文化の違いとも関わってくるということが印象深かったです。

N.Iさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

最後の課題で、自分たちで映画を選び、字幕を調べ、日本語と英語の表現法の違いについてプレゼンしたのが楽しかったです。難しかったけれども、とてもためになったと思います。

M.Tさん(福岡女学院高等学校出身)

映画で話されている英語と、日本語字幕とでは違うのは前から知っていましたが、言語学の理論をもとに調べてみると、実はもっといろいろな違いが隠れていて、面白いと思いました。自分たちのオリジナル字幕を作ったときは、日本語力も試されて楽しかったです。

K.Sさん(福岡県立春日高等学校出身)

映画の字幕だけでなく吹き替えでは台詞の「間」などでも、日本語と英語では違いがあり、その違いについても考えることは楽しかったです。今後はプレゼンテーションのスキルをもっと上げて、オーディエンスにちゃんと伝わる発表にしたいです。

Y.Kさん(福岡県立小倉西高等学校出身)

英語と日本語の違いについては普段は意識はしませんが、私たちは英語を訳すときに日本語らしい表現にちゃんと変えているのだと気づきました。Hindsのテキストに書かれていることを、映画の中から該当する台詞を探し出して確認したこと、そしてグループの皆と協力してプレゼン資料を作ったことが心に残っています。

K.Nさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

「なぜここでこう和訳するのか?」について、教科書に書かれていることをもとに考えました。自分たちで映画を選んで、用例を探すのは難しかったですが、楽しかったです。チームで活動したこと、今まで関わったことのない人と一緒にがんばったことが一番心に残っています。

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最後のプレゼンの後に全員集合。チームで力を合わせてがんばりました!