このコーナーでは留学中の学生からの報告をシリーズで紹介します。以下はカナダのセントメアリーズ大学に留学中のH.Nさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)からの報告です。

留学先からの報告－H.Nさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)

私が留学前に意識して通り組んだことはTOEICを繰り返し受験することです。大学の授業、アルバイトと時間を作ることがなかなか難しい環境で、どうしても自分に甘くなってしまうことを考えて、目標としてTOIEC受験を考えました。

TOIECは、ほぼ月に一回行われていますので、月ごとに目標点数を決めて勉強量を少しでも増やすことを意識していました。結果はなかなか出ませんでしたが、語彙力も上がりましたし、何よりもリスニングをしていたことはよかったとカナダに来て思いました。

留学先では、アジア、中東、アフリカなど各国からの留学生と一緒です。皆、英語を学びに来ている仲間なので、意識は高く、毎日、とても刺激になります。学校でも、街でも、日々、文化や考え方の違いを、身をもって体験しています。英語の勉強は日本でもできますが、その他の体験は留学ならではのことがたくさんあり、とても面白いです。

クラスの雰囲気はとても良く、先生方のサポートも手厚くて、充実しています。今、私の受けている授業では、文法、単語、リーディング、ライティング、リスニングなどを勉強しています。文法は基本的なこと(参考書3ページ分くらい)を完璧にすると、英語の50%をカバーすることができると先生がおっしゃっていました。私は文法のニュアンスによる微妙な違いを掴むのにとても苦労しています。まずはこのセミスターでその50%を目指して、予習復習に励んでいます。

授業でテキストやプリントなどを使って、基本なことを勉強していますが、先生方が工夫して、コミュニケーションをとる機会を多く設けてくださいます。それにより、会話力、リスニング力も少しずつですが上がっている気がします。

私は最近、韓国語にも興味を持っています。その理由は、韓国人の友達が教えてくれるからです。留学席では、私以外にもたくさんの学生が英語を使ってお互いの国の言語を教えあう光景を目にします。そして、放課後に一緒にご飯を食べに行ったりもします。私は先日、韓国人のクラスメートと韓国料理のお店に行き、おいしい料理を勧めてもらいました。このように、学校以外でも楽しく英語力を上げることができる点は留学ならではの利点だと思います。

リスニングは少しずつ慣れてきましたが、スピーキングがまだまだなので、もっと積極的に話し、会話力を上げていきたいです。帰国後はまたTOIECを受験したいので、それまでに大幅に点数を上げることができるよう、バランスよく勉強したいです。そして、日々感じる文化や考え方の違いから良いところを吸収し、物事の視野を広げて社会人になって細かな気遣いができる素敵な人になれたらいいなと思います。


クラスで、右はダグラス先生


寮の部屋です。