このコーナーでは留学中の学生からの報告をシリーズで紹介しています。以下はカナダのセントメアリーズ大学に留学中のT.Yさん(福岡県立香住丘高等学校出身)からの報告です。

留学先からの報告－T.Yさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

私は入学前から留学することを決めていましたので、留学の説明会には欠かさず出席していました。留学にはGPA2.8以上が必要とされています。私は当たり前のことをしっかりするようにしていました。大学に行く、授業をちゃんと聞く、宿題を提出する、積極的な姿勢をとるなどを心がけ、日々の授業を大切にして取り組んでいました。高校までと変わらないこととは思いますが、そんな些細なことさえもできないと成績は取れないと思ったのです。プラスアルファーでTOEICを定期的に受け、自分自身の英語能力を把握していました。

実際にカナダへ来てみると、思っていた以上に日本が恋しいですが、徐々に生活や授業に慣れてきているのがわかります。初めての寮生活は大変なこともありますが、ルームメイトと協力して頑張っています。寮は四人部屋で2対2に分かれていて、私の部屋は3人が日本人、1人が韓国人です。みんなでご飯を作って、食べています。日本語を教えたり、韓国語を教わったり、と毎日楽しく過ごしています。学校にはジムや図書館などの施設が充実していて、充実した毎日が過ごせています。

学校にはさまざまな国籍の方がいますが、日本人留学生とはどうしても日本語で話してしまいます。しかし、授業は全て英語ですので、自主的に英語を使えば上達するに違いありません。授業では、Reading、Listening、Writing、Speaking、Grammarなどとありますが、私はWritingとSpeaking、会話を重点的に置いた授業を選択しています。自分が伝えたいことを英語でいかに正確に伝えることができるのか、日々学び、実践しています。聞き取ることはだいぶできてきましたが、すぐ英語で話すことができないことが多々あるのでもっと日ごろから話していくようにしようと考えています。

私はありがたいことに8か月間、カナダに留学させてもらっています。いま何不自由に生活でき、勉強していることは、親を含む、周りの人たちのおかげだと思っています。その人たちに、少しでも自分の成長を感じてもらえるようにここでの経験ひとつひとつを大事にして、すべてを自分に蓄えていき、七か月の自分にどう出るのかを楽しみに頑張りたいと思っています。もし、今、留学を少しでも考えている人は両親に話してみてください。海外へ出て、わかることが自分の思っている以上にあります。ぜひ、留学できるのなら、積極的に行動、挑戦することをお勧めします。


美しいキャンパス


授業風景


クラスメイトと-左は中国からの留学生Vさん、右は韓国からの留学生のJさん


ルームメイトと分担して食事の準備