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2016.07.05

心理学科

授業紹介:臨床心理基礎実習Ⅰ

 「臨床心理基礎実習Ⅰ」は2年生前期の科目です。この授業では、臨床心理学における実践力を身に着けることを目的としています。
 今年度の「臨床心理基礎実習Ⅰ」で取り上げているテーマは、「認知行動療法」・「心理検査」・「ストレスマネジメント」の3つです。

 その1つ「ストレスマネジメント」の授業では、心理テストで自己評価をしたり、グループで話し合ったりしながら、自分と他の人のストレスに対する反応や対処の仕方について把握します。さらに、ストレスと上手に付き合っていくための有効な方法として、「呼吸法」や「漸進性筋弛緩法」などのリラクセーションの技法を実践的に学習します。
 写真は、リラクセーションの技法の実践の様子です。
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 実際に体験することを通して自己の心と身体との関係に対する理解が深まります。また、体験の後にグループで話し合うことで自分自身の心の健康や他の人との関係についての発見もあります。

以下に受講生の感想の一部を紹介します。
・今回の講義を通して、ストレスに対する自分の反応や対処の仕方がよくわかりました。心理テストの結果を見て、これまで漠然と感じていたことが整理されてスッキリしました。
・呼吸法や筋弛緩法は自分に合っていると思いました。実習が終わった後、家に帰ってからも寝る前に実践してみました。気持ちが落ち着いて良く眠れると感じました。
・人と話すのは得意ではないのですが、グループワークを通して自分の意見を「受け入れてもらえる」体験が出来て良かったです。人との関係がストレスになることもある一方で、ストレスを軽くすることもあるのだとわかりました。
 
(担当:白澤)