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2016.04.20

短期大学部英語科

シンガポール実務研修報告

新年度に入り、授業も2週目を迎えようとしています。

今回は新2年生が参加した、シンガポール・マレーシアへの旅程実務研修の報告を載せたいと思います。

以下、参加した学生による報告です。

S.N.さんの報告です。

私は今回、2月29日から3月3日(2泊4日)「シンガポール・マレーシア旅程管理実務研修」に参加しました。また、短大に入学した理由の1つが「旅程管理主任者」の資格を取ることだったので、この研修に参加することが待ち遠しかったです。

研修に参加する前に、まず学校で事前勉強会を行いました。4日間のうちどこを添乗するのかなどを2人1組になって決め、添乗実務シミュレーションをしました。私は3日目のシンガポールで、オーチャードでのショッピング後から夕食、ナイトサファリまでを担当し添乗しました。添乗の内容は、ガイドさんとの打ち合わせから始まり、集合場所での点呼・人数確認、お客様の安全確認、目的地までの所要時間のアナウンス、バス下車後から観光地までの引率など、たくさんの業務がありました。

前もってどのように添乗するかを十分話し合って決めていても、実際には思うようにいかず満足のいく添乗には程遠かったです。どんなときでも臨機応変に対応する「添乗員」という仕事の大変さを自分で実際に体験し痛感しました。お客様を安心させ、時間通りに行程をこなすことが添乗員にとって大切だと思いました。

この研修は添乗業務の体験だけではありません。初日のJTBシンガポール支店への訪問では、現地で働く日本人の方から貴重なお話を聞くことができとても勉強になりました。また観光では、マーライオン公園の有名なマーライオンの像を見たり、セントーサ島のユニバーサル・スタジオ・シンガポールでたくさんのアトラクションに乗ったりしました。

その他の観光地もどれも楽しかったです。その中でも特にマリーナベイサンズスカイパークからの夜景が最も心に残っています。息を呑むほど美しい夜景を楽しむことができとても感動しました。

初めての海外で少し不安でしたが、この実務研修の中でたくさんの思い出とたくさんの新しい友人ができました。そして、「添乗員」の仕事を体験し、大変さ・楽しさの両方を感じ自分自身が成長できたように思います。実務研修に参加して本当によかったです。皆さんもぜひこの研修に参加して、自分自身を成長させるチャンスにしてください。
 

R.N.さんの報告です。


旅程管理実務研修とは、事前勉強会の時点では、旅行の日程表通りにお客様をご案内したら良いだけだと思っていましたが、実際には日程表に書いていないこと、例えば「この観光地では他にもこういう楽しみ方ができます。
などという情報も伝えなければいけないのだと感じました。

事前勉強会でマニュアルを見ながら業務の担当箇所をひと通り確認しましたが、本番ではマニュアル通りにはなかなかいかず、その場その場で自分で考えて行動しなければいけないのだと思いました。

また今回業務を初めて担当して、確認事項が多いこと、周りを見ながら行動すること、その場で自分が何をしたら良いのかなど1つの観光地に行くだけでもしなければいけない事がたくさんあるのだと感じました。観光地に着くまでの間にお客様に必要なことは全て伝えておかなければなりません。そのためには、自分達が早め早めに行動し、ガイドさん達と確認しておかなければならないということを学びました。

私はこの確認をしっかりしていなかったため、お客様に伝える直前で慌ててしまい、敬語を上手く使えなかったり、文章がまとまらなかったりしてきちんと伝えることができませんでした。私は敬語を日頃からもっと練習し、社会に出るまでに正しい敬語を使えるようにしようと思いました。

今回の研修で、自分に何が足りなかったのか、旅程管理主任者という仕事はどういうものなのか、どれほど大変なものなのかを知ることができました。が、たくさんのことを学ぶことができ、参加してとてもよかったと思います。友達ともたくさん話すこともでき、とても楽しかったです。
 

今年もヨーロッパ、アジア圏に実務研修が予定されています。実際に参加して様々なことを学びましょう。

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