国際キャリア学科では3年次から経済・経営関連の多くの専門科目が開講されますが、1年次、2年次にもそのための導入的な入門科目を設けています。1年前期の「国際キャリア入門」、2年前期の「Introduction to Economics(経済学入門)」などがそれに当たります。
以下では「Introduction to Economics」の授業を紹介します。
「Introduction to Economics」の授業紹介
「Introduction to Economics」では、経済学を学んだことのない人を対象として、新聞、テレビ、Webなどで見聞きする経済ニュースを経済学的な考え方を通して理解できるようになることを目標に授業を進めます。扱う内容の一例として、国際収支や為替レートが挙げられます。これらの変動が私たちの経済活動にどのような影響を及ぼす可能性があるのかについて解説します。また、財政赤字や日本やEU(欧州連合)で実施されている量的緩和の話題なども取りあげます。意外に思われるかもしれませんが、国際収支、財政赤字、量的緩和は相互に関係していることを経済学の知見を活かして説明します。