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2016.02.10

国際キャリア学科

​授業紹介:経済・経営関連科目-「Japanese Industry」、「Current Business」

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経済・経営関連科目-「Japanese Industry」、「Current Business」


国際キャリア学部の母体となった人文学部英語学科の3年生以上を対象とする「Studies in International Affairs C (Business)」(担当:山口)は今年度の講義を終え、先日、期末テストを実施しました。

この科目では、経済に関する知識を身につけながら、主として第二次世界大戦後の世界経済と日本経済の変遷をたどり、国際情勢を経済やビジネスの視点からみていく講義を進めました。期末テストは講義で学んだ国際経済や国際ビジネスに関する問題のほか、現下の日本経済の状況と日本企業の対応、そしてそれらを踏まえた各自の目指す進路について記述する小論文で構成され、学生たちは真剣な表情で取り組んでいました。
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2016年度からは、3年次に進む国際キャリア学科一期生を対象に「Human Resource Management(人的資源管理論)」、「Japanese Industry(日本産業論)」、「Company Law(会社法)」などの経済・経営関連の専門科目が開講されるとともに、国際ビジネスの現場を体験するインターンシップやフィールドワークが実施されます。

このうち2016年度前期開講科目である「Japanese Industry」(担当:山口)では、敗戦と戦後復興、高度経済成長、石油ショックと安定成長への移行、プラザ合意とバブル景気、バブル崩壊と長期デフレ、現在のアベノミクスまでと戦後日本経済の変遷をたどりながら、各時代の日本経済をけん引した主要産業の概要と現況を学んでいきます。

他方、同後期に開講する「Current Business」(担当:山口)では国際ビジネスの第一線で活躍されてきた様々な業種の方々を招き、実務の視点から日本の産業や企業経営、国際ビジネスなどについて講義いただく予定です。現在のところ、鉄鋼産業、繊維・ファッション産業、航空運輸業、旅行業、金融業、貿易業、官公庁、商工団体などの方々に講義を依頼する予定です。

例えば、9月23日の第一回の講義には、長年、新日本製鐵(現在の新日鐵住金)の国際技術部門で活躍されてきた工藤和也北九州国際技術協力協会参与を招き、①「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の意義、②日本の鉄鋼産業の発展の歴史、③世界と日本の鉄鋼産業の現状と課題などについて講義いただく予定です。

「定評のある英語教育で英語力を総合的、かつスキル別に高めながら、専門科目については実務、現場からの視点を重視しながら効率的に学ぶ」、これが国際キャリア学科のカリキュラムの特色といえます。

国際キャリア学科でお招きした外部講師の方々による講義
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