このコーナーでは海外留学から帰国した学生の報告をシリーズでお伝えします。第3回は米国のセントラル・ワシントン大学に留学したN.Iさんの報告です。
N.Iさん(福岡県立筑紫高等学校出身)
私が留学して感じたことは今までの自分の世界の狭さでした。現地でたくさんの友人ができ、様々な国の人達と交流し、自分の知らない世界がまだまだたくさんあることを知りました。年齢もバラバラでしたが、時間の使い方がとても上手な人が多く、遊ぶ時と勉強をする時のメリハリをつけていて、見習わなければならないと思いました。授業で学ぶ以外にもそれぞれの文化を持つ人達との関わり方を学び、生活の全てを自分で判断していかなければならない難しさを経験し、日本で過ごしていたかもしれない半年間をとても意味のある時間にできたと思っています。
毎日毎日が良い思い出になりましたが、やはり様々な国の人達と交流したことが一番思い出に残っています。お互いの国のことを話したり、ご飯を食べたりして、多くの人と触れ合うことができました。帰国後も交流が続いている友人も多く、またいつか会えることを目標にお互い頑張っています。
最初は英語で会話するということに慣れていなくて、頭で分かっていても話せないもどかしいさも感じました。リスニングも上手くいかず、先生の話を聞き逃すこともよくありました。
後輩の皆さんにはしっかり勉強をしてから留学することをおすすめします。勉強と言っても何をしたらいいのか分からないと思いますが、少しでも英語でドラマや映画を見るなど英語に触れておくことが大切だと思いました。
実際に行ってみないと善し悪しは分からないことがたくさんありますが、私は留学期間、また帰ってきてからの自分の変化ともに全て良かったと心から思っています。
左:セントラル・ワシントン大学 右:修了式で、お世話になった先生や同級生と