「中国語基礎Ⅰ・Ⅱ」「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」

中国には「如虎添翼」という四字熟語があります。虎に翼をつけたように強いものが一層強くなるという意味の言葉です。日本語の「鬼に金棒」、英語の“That makes it double sure”、“Be doubly strong”といったところでしょうか。
中国語教育(担当:陳齢)では、少しでも中国語が皆さんの「翼」と「金棒」になれるように日々、祈念し、研鑽しています。

初年度の学習状況を振り返ると、国際キャリア学部の共通科目として開設された中国語関連科目(中国語基礎2クラス、中国語会話1クラス)は延べ百人以上の学生が履修して、合格しています。

「中国語基礎」は中国語を実践する上で最小限に必要とされる語法規則に重点を置き、1年間の学習を通して500程度の語彙と66の語法ルールを身につけることを目指しています。
毎課、内容を終えた時点で練習と解説を行い、その場で知識の消化を促します。また、宿題としてワークシートを配分し、毎課、学習した知識の定着を図っています。

「中国語会話」は、毎回身近なテーマを定め、700程度の語彙と応用のきく重要表現ややり取りのコツを会話の実践を通してマスターすることを目標にしています。
挨拶や簡単な応対、数の数え方、食事など日常生活の中で比較的多く出会う場面を中国語で表現してみるといった実践を重ねていきます。

両講義とも週に1コマ90分の学習時間が設定されており、通年の学習終了時には中国語検定試験準4級、4級、もしくはHSK(中国政府公認の中国語検定試験)2級、3級に挑戦するに足りる中国語能力を培うことを目標としています。

次回は「中国語基礎Ⅲ・Ⅳ」と「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」についてご紹介いたします。