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2015.06.04

国際キャリア学科

授業紹介:国際キャリア入門 (1年生前期科目)

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国際キャリア入門 (1年生前期科目)


kc_20150604_03.jpg国際キャリア学部1年生を対象とした「国際キャリア入門」の授業(担当:山口)では、将来、世界とつながる仕事に就くために必要な経済と国際情勢に関する基礎的な知識を身につけることを目標としています。
より具体的に言うと、将来、皆さんが就職活動をする際、訪問した企業の方から以下のようなお話があったとします。
 
人口減少、少子高齢化などによる国内市場の伸び悩みに対応してわが社では海外事業に力を入れている。
わが社の海外展開の歴史は1980年代初めに遡るが、そのころは欧米先進国との貿易摩擦に対応したいわば「仕方なしの海外進出」だった。これに対し、現在の海外展開は発展著しい新興国の市場開拓を目指した攻めの展開といえる。
わが社が特に力を入れようと考えているのが、BRICSに代表される新興国のなかでも生産年齢人口の継続した増加が見込め、国内政治とマクロ経済がともに安定している国、例えばインドネシアやトルコなどである。

何を言っているのかわかりますか。
できれば15回の講義が終わった段階でこの内容を理解したうえで、自分なりの考えを述べることができるようになっていただきたいと思っています。
この授業には今年度、131名が受講していますが、1年生たちは聞きなれない専門用語にときに戸惑いながらも熱心に取り組んでいるようです。担当教員も海外・国内での実務経験をもとになるべく具体的な事例を含めて、わかりやすく伝えるよう努めています。
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2年次以降のカリキュラムには経済学の基礎や国際金融、国際マーケティング、日本産業論、人事管理、会社法など、より専門的な知識を得るための科目も設けられています。
「学院創立以来、130年の歴史を持つ定評のある英語教育と長期・短期の海外留学やインターンシップで実践的な語学力を高めながら、経済や国際情勢など世界とつながる仕事で活躍するために必要な科目を集中的に学ぶ」
これが国際キャリア学科のカリキュラムの大きな特色といえます。

以下は「国際キャリア入門」を受講している学生の感想です。

学生のコメント

高校までは教科書に書いてあることをそのまま文字で学ぶ授業が中心でしたが、この講義では世界や日本の経済が過去からどのように現在につながってきているのかを先生のご経験を含め多くの事例を紹介しながら解説してくださるので、とてもわかりやすく、今の世界と日本の経済情勢がよくみえてきます。
(N.Kさん-国際キャリア学科1年、福岡県立城南高等学校出身)
教科書には載っていないような国際情勢などを先生のご経験をもとに知ることができ、とても興味を持てています。これから先、様々な地域や国について学んでいき、私も多くの経験をしていきたいと思います。
(S.Oさん-国際キャリア学科1年、宮崎県立小林高等学校出身)
身近な事例を含めながらわかりやすく教えてくださるので、経済の仕組み、そしてニュースでみる世界情勢や経済情勢などがよくわかるようになってきました。
(M.Uさん-国際キャリア学科1年、中村学園女子高等学校出身)
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