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2015.05.26

国際キャリア学科

授業紹介:経済界の方々と連携したカリキュラム KITA工藤先生による講義

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経済界の方々と連携したカリキュラム:KITA工藤先生による講義


kc_20150526_01.jpg国際キャリア学科では国際ビジネスの世界で活躍されている経済界の方々と連携した様々なカリキュラムを揃えています。
今回はその一環として、昨年に引き続き、長年、新日鐵(現在の新日鐵住金)の国際技術部門で活躍され、北九州国際技術協力協会(KITA)では副理事長として海外への環境分野などの技術協力や経済交流を推進してこられた工藤和也様をお招きして、ご講義をいただきました。

工藤先生からは製鉄所時代のお仕事とKITAの業務のお話に続き、日本が世界遺産への登録を目指している「明治日本の産業革命遺産」の紹介から、幕末佐賀藩の反射炉建設に始まり、1901年の官営八幡製鉄所建設に至る近代日本の製鉄技術導入の歩み、そして八幡製鉄所に始まり、環境技術や先端技術に至る北九州地域の産業発展までと、半世紀以上に及ぶ豊富な実務経験に基づき、近現代における日本の産業技術の発展を「北九州」と「製鉄」を軸にわかりやすく教えていただきました。
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講義の最後には、これから世界を目指す学生に「Girls be ambitious!それぞれのambitionを考えて、その実現のために最大限の努力をしてください。時間はあっという間に過ぎ去ります。この4年間は皆さんの一生が決まる大切なときです。勉強と課外活動のバランスをとりながら、頑張ってください」とのエールをお送りいただきました。
また、バングラデシュ、ブラジル、インドネシアで活躍されている先輩女性からの応援メッセージもご紹介いただきました。

kc_20150526_03.jpg1年生たちはメモを取りながら真剣に聞いていました。
講義の後には「環境対策と生産コスト削減はどう両立させるべきと考えられますか」「KITAの技術協力はその後、各国でどのように成果に結び付けられていますか」「海外で仕事をされる際、文化の違いで困られたことはありますか」「今までのお仕事で最も大変だったことは何でしょうか」「世界と日本を結ぶ仕事に就くために今、やっておくべきとは何でしょうか」など、活発な質問がなされ、工藤先生も「素晴らしい質問が続き、とても手ごたえがあった」と驚かれていました。

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