国際キャリア学科(ICD)のこのコーナーでは毎回、国際ビジネスや国際協力など世界とつながる様々な分野で活躍されている方々をお招きしてお話を伺います。
今回はフクオカ・ナウのマネージャーとして活躍されているサーズ恵美子さんにインタビューします。
今できることを実行し、
五感をフルに活用して毎日を楽しんでください。
(フクオカ・ナウのマネージャー サーズ恵美子様)
Q:フクオカ・ナウについて教えてください。
A:外国人のために福岡・九州の「使える」情報を、外国人視点で発信する外国語メディアです。月刊誌Fukuoka Nowは1998年12月創刊のフリーペーパーで、webサイトでも情報発信をしています。主な言語は英語ですが、コンテンツによって、日本語、韓国語、中国語の掲載もあります。情報発信だけでなく、交流や地域PRを主な目的としたイベントやパーティの主催、外国人旅行者向け観光地図「NOW Map Fukuoka」の発行も行っています。
Q:Fukuoka Nowに関わることになったきっかけは?
A:Fukuoka Nowが掲げるミッション(使命)、「外国人や国際人(国際志向の日本人)のために、九州で過ごすための実用的な情報や、福岡や九州に関するタイムリーで使える情報を発信すること」に共感したこと、そして、そのミッションが果たす社会的意義と必要性を強く感じていたので、自分のもつスキルや情熱を注いでNOWの役に立ちたいと思ったことが、直接この仕事に携わるようになったきっかけです。もちろん、熱い想いで事業に取り組んでいる創業オーナー兼フクオカ・ナウ編集長と一緒にFukuoka Nowを育てたいという思いも、後押ししています。
Q:お仕事で苦労するところは?
A:「苦労」ではありませんが、その都度、課題はでてきます。また、言葉だけでなく、様々な文化背景(異なる宗教、国、会社組織、世代など)や価値観をもつ人々と、円滑にコミュニケーションをスピーディにとることには、常に気を配っています。決まった方法がある訳ではないので、毎回、方法やタイミングをあれこれと考えています。
Q:この仕事が大好きだと思うときは?
A:情報を伝える、発信する、というメディアでの仕事にプロとして携わることによって、今までは広く知られていなかった人、或はモノにスポットを当てることも可能となります。Fukuokaが世界に知られるきっかけとなるニュースを配信することができたり、「Fukuoka Nowを見て福岡に来た」「福岡での生活が便利になった と直接声をかけていただいたりすることもあります。私たちが手がけた情報やイベントなどを通じて皆さんに喜んでもらえるのが一番嬉しいことです。またインタビューなどで、自分とは異なる価値観や視点に触れることができることも、この仕事をやっていく上でのエネルギー源のひとつです。
Q:学生の頃はどんな学生でしたか?
A:夢中になることを常に探していていたように、今は思います。ラクロスが福岡に入ってきた時期だったので、リーグ開催や認知度向上など、スポーツそのものももちろんですが、新しいことをつくっていく、という過程を仲間と楽しんでいました。
Q:女子学生の皆さんにメッセージをお願いします。
A:ひとりの人として、物事は自分でしっかり考えて、自分の意思で決めましょう。そして、自分で決めたことを「良かった」といえるよう、毎日を大切に積み重ねてくださいね!
前列中央、インターン、ボランティア、スタッフと
http://fukuoka-now.com/gallery/creative-community-2014-report/
オランダ王国大使、総領事と。