2013年度に開設された言語芸術学科は、4月から3年目を迎えます。つまり、第一期生は3年生になるわけですが、実は、彼女達はこれから一年以内に卒業論文を完成させなければなりません。
卒業論文といえば、普通は4年次に書き上げて卒業というイメージでしょう。しかし、言語芸術学科では3年次に書き上げなければなりません。というのは、4年次の「言語芸術研究」では、さらに、自分の書いた卒業論文をもとになんらかの制作を試み、それを外部へ発信することが課せられるからです。
現在学生は2年次の春休みに入っていますが、それぞれのゼミ(英米文学、演劇、神学、社会学、キリスト教史、民俗学)では、すでに3年次の卒論内容と4年次の実践内容がリストアップされ始めています。その一部を紹介しておきましょう(もちろん、まだ予定の段階ですが)。
《3年次卒業論文》 | 《4年次実践テーマ》 |
ディズニー映画に見られる愛 | ディズニー映画を読み解くためのマニュアル作成 |
TEAM NACS研究 | 演劇公演 |
サブカルチャーと2.5次元 | サブカルチャーに関する電子雑誌の発刊 |
西洋絵画にみる神話とキリスト教 | システィーナ礼拝堂完全解説(アーカイブ製作) |
シェイクスピアと劇とミュージカル | ミュージカル『じゃじゃ馬馴らし』上演 |
英文学における童話:原書と翻訳について、朗読の視点から | 『幸福の王子』の翻訳:朗読に適した翻訳書 |
ジブリ作品を民俗学の視点から探る | ジブリ作品についての冊子制作 |
日本と西洋の妖怪の比較 | 妖怪についての冊子制作 |