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2015.02.05

国際英語学科

卒業生紹介:東京で活躍するY.D.さん

卒業生紹介:東京で活躍するY.D.さん


昨年9月に本学を訪ねてくれた卒業生 Y.D.さんを紹介します。

1.経歴を簡単に紹介してください。

kc_20150205_01.jpg2003年に福岡女学院大学人文学部英米文化学科を卒業しました。
卒業後、山口県の放送局、東京の衛星放送局にアナウンサーとして勤務したのち、2009年早稲田大学大学院法務研究科に入学し2013年に修了しました。

その後、アパレルメーカーを経て現在は広告代理店に勤務しています。
 

2.大学時代に大切にしたことは何でしょうか。

私は留学どころか一度も英語圏に行ったことがなかったので、福岡女学院でなんとか英語を話せるようになってやる!と意気込んでいました。少しでも長い時間英語に触れられるように、毎日通学時間2時間は英語のリスニングに使いました。最寄りの駅からは歩いて英語を聴いたので、スポーツジムに行く手間も省けました。

3.高校時代は音楽を専攻したと聞きましたが。

はい、高校時代は音楽を専攻しました。専攻楽器はファゴット。授業では音楽理論や楽器演奏・合唱などを学びました。大学の英語音声学で学んだ英語のリズムは、音楽で拍子をとる感覚や音程をとる過程と重なるところがあり、とても学びやすかったです。
また児童英語指導員の実習の際に小学生と歌ったり踊ったりしながら英語を学んだのは楽しい記憶として残っています。

4.法科大学院での勉強はどうでしたか。

kc_20150205_02.jpg法科大学院は入学するだけでも大変なところでしたが、修了するまではその1000倍くらい大変でした。毎日朝から晩まで勉強。入学早々大学院からダンボールいっぱいの判例が届き、それを予習して行くのですが、精神的にも体力的にも苦しい毎日でした。
講義でも教授の主張にうまく反論出来ず自宅で泣いたこともありました。最後まで苦しんだ私でしたが、そんな私に根気強く勉強を教えてくれた先輩や友人たちには心から感謝の気持ちでいっぱいです。
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5.仕事の経験や抱負について聞かせてください。

放送局では報道や情報番組に携わり、マスコミの世間に対する影響力の大きさを知りました。国内外で多くの方々に直接インタビューさせていただけたことが大きな糧になっています。
メーカーでは小売の部署に所属していましたが、顧客の望む商品・サービスの提供がいかに難しいかを痛感しました。広告業界は転職したばかりで現在勉強中です。これまでの私の経験が少しでも活かせたらいいなと思います。
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6.最後に受験生へのメッセージをお願いします。

チグハグな私の人生ですが、人生どの瞬間においてもすべてが学びだと実感しています。私は大学2年生のとき勉強に行き詰まり、相談した教授に1つ上の学年の先輩を紹介してもらいました。その先輩との出会いで私は勉強のやり方や取り組み方が変わったと思います。大学院入学時に受験したTOEICで880点取れたのも、その先輩のおかげだと思っています。

福岡女学院大学は自分のペースで勉強させていただけるのと同時に、勉強が遅れている学生には手を差し伸べ、やる気のある学生には学習のヒントや挑戦の機会を与えてくださるなど、個人に目の行届いた指導をしてくださるところも魅力です。もし勉強のことで困っている場合は、遠慮せず先生や先輩に相談してみるといいと思います。
大学時代は遊びも勉強もアルバイトも、何をしても許される身分ですが、皆さん自分らしく楽しんで頂きたいと思います。