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2014.10.31

国際キャリア学科

授業紹介:中国語基礎、中国語会話

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国際キャリア学科1年生は英語に加えて、九州地域の企業の国際ビジネスにおいてニーズが高い中国語と韓国語、そして経済成長が期待されるアフリカとのビジネスなどで活かせるフランス語のなかから選択して学習しています。今回は中国語の授業を担当している陳教授と受講学生からのメッセージをご紹介します。
 

陳先生からのメッセージ

中国語の初歩を担当している陳齢です。大家好!(ダージャーハォー!)

「中国語基礎」と「中国語会話」は国際キャリア学部の一年生を対象に開設した中国語に入門するための授業です。前者は中国語を応用する上で最小限に必要となる語法規則を学修するのに対し、後者は日常会話の関連語彙・フレーズや発声面でのテクニック等に重きを置いた口語文の習得並びにこれらに立脚した会話能力の養成が主眼です。

具体的に言えば、「中国語基礎」の授業では、「中国語トハ如何ナル言語カ」を俯瞰するための「66のルール」を語法規則、語彙、課文、練習の順に学習します。「中国語会話」の授業では、毎課テーマを定め、応用のきく重要表現ややり取りのコツを会話の実践を通してマスターします。

何れの授業も、講義した内容が実際学生諸君のものになっているかどうかの効果をその場でチェックを行います。「中国語基礎」の授業では、書く練習に偏重し、「中国語会話」の授業では、暗唱、アドリブを盛り込んだ実演などを駆使して、教員からインプットされた中国語の知識を学習者自らがアウトプットすることによって中国語による一種のコミュニケーション回路を形成させ、中国語能力の定着を図っていきます。

半年余りの学習を通して、当初中国語を発音すると何かとはにかんでいた人でも、今や堂々と中国語を発しています。会話の役割分担では感情移入して、臨場感のある生き生きとした会話までしている人もいます。また、積極的に中国語の検定試験に挑戦しようと考えている学生もいることは実に喜ばしいことです。

中国では、「拳不離手、曲不離口」(拳は手を離れず、歌は口を離れず)という言葉がありますが、拳法を上達させるためには常に稽古し、歌を上達させるためには常に唄うという「反復練習」の効果を唱えたこのシンプルな言葉を中国語の勉強にも援用し、地道に粘り強く、繰り返し付き合っていけば、中国語が皆さんに裨益する時は来るでしょう。
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受講している学生の声

●陳先生の授業では特に発音を丁寧にやさしく教えてくださいます。後期になってこれまでの蓄積もあり、だんだんわかるようになり、授業がさらに楽しくなってきました。
K.Sさん(鹿児島県立大島高等学校出身)

●陳先生の授業は、とてもわかりやすいです。 わからないところがあっても丁寧に教えてくださるし、 気軽に質問できるのですぐに解決できて、より理解を深めることができます。
Y.Sさん(福岡大学付属若葉高等学校出身)

●中国語は最初、とても難しいというイメージがありましたが、陳先生の授業では中国語の歌なども流してくださるので、とても楽しく受講しています。早く中国語が上達するよう頑張りたいです。
O.Yさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

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