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2014.10.29

現代文化学科

【インターンシップ】NHK九州プラネット

現代文化学科では、学科独自の取り組みとして、さまざまな分野の業界で業務を体験するインターンシップを実施しています。NHK九州プラネットでインターンシップを経験した学生のレポートをご紹介します。

 


 

私は今回、株式会社NHK九州プラネットにインターンシップとして参加させて頂きました。将来テレビ局で働きたいと思っている私にとって、今回の経験はとても貴重で充実したものとなりました。  

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インターンシップ初日は、実習期間の2週間の流れを説明して下さり、局内のいろいろな所に案内もして下さいました。もちろん見たことのないお部屋やスタジオや機械がたくさんあり、感動しました。また、緊張と不安でいっぱいだった私を、皆様温かく迎えてくださり、とても丁寧に教えて下さいました。

2日目~4日目は、NHKコンクールの補助をしました。パンフレットや楽譜の準備や、審査員の先生方の控え室の確認、機材の搬入などをお手伝いさせてもらいました。本番では、審査員の先生方を誘導したり、音楽が制限時間内に収まっているかストップウォッチでタイムをとったり、受付でパンフレットを配る係りをしました。どの仕事も重要で、責任の重さを感じながらも、多くの人の協力でコンクールが作られている事を改めて感じました。また、コンクールに出場されている小学生から高校生の方の真剣さと緊張感が伝わってきて、歌声にもとても感動しました。司会者の方も、楽屋でアクセントを辞典で調べて何度も読み方を確認したりしていて、声を出すときにも、様々な工夫がされていてとても勉強になりました。

5日目~最終日までは、毎日放送されている「はっけんテレビ」と「はっけんラジオ」のお手伝いをさせて頂きました。「はっけんテレビ」では、お料理コーナーで出すものを調理したり、本番中に必要なものを出し入れしたり、たくさんのモニターが入っているモニタールームで見学させてもらったりしました。生放送の緊張感や一つ一つの仕事の責任の重さを感じました。また、たくさんの人のそれぞれのお仕事の連携があって、一つのテレビが作られている事を強く感じました。30分ぐらいの番組を作るのに、何日もかけて取材をしたり映像を作ったり打ち合わせをしたり、時間をかけている事を知りました。その中で緊急なニュースが入ったときには、せっかく作ったコーナーがなくなったり、逆に時間が空いた時には季節の話題のトークで繋いだり、本当に臨機応変に対応する力の必要性を改めて感じることができました。また、最終日のエンディングに少し出演させてもらえたり、自分が作ったものが番組で使われていたりと、少しでもこの番組制作に関われたのだと思うと、とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「はっけんラジオ」では、ラジオで流す音楽の準備やゲストの方への資料の準備などをしました。ラジオも生の放送なので、時間の調整の大変さとナビゲーターやアナウンサーの方の臨機応変な対応のすごさを感じました。毎回ブースの中に入らせてもらい、一緒に打ち合わせをしたり機械の扱い方も学びました。ラジオはテレビとは違い、音だけでリスナーに情報を伝えなければならず、人に伝える事の難しさを感じました。マイクテストの時に実際に喋る所に入らせてもらい、喋らせて頂きました。私がアナウンサーを目指しているという事で、志望動機やどんなアナウンサーになりたいのか等、面接のような形で会話をさせてもらい、これからの課題も見つかり、自分の気持ちを再確認する機会にもなりました。


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この実習を通し、私が一番感じたことは、働いている方々全員が、自分の仕事に誇りを持っていて、責任の重い仕事でありながらもとても楽しくお仕事をされているという事でした。インターンシップとしてきている学生の私にも、真剣かつ楽しく、たくさんの事を教えて下さり、こちらでインターンシップをさせて頂けた事、皆様に出会えた事にとても感謝しています。普段なにも考えずにテレビを見ていましたが、テレビが作られていく様子や、一つ一つの仕事の重さや大切さを知り、テレビの見方が変わりました。テレビ局で働きたいという思いはありましたが、今回の体験を通し、より一層働きたい思いが強くなりました。キャスターの方に、アナウンサー志望の事をお話した時に、またどこかで会えるかもねと言って頂けた事は、これからのアナウンサー受験の道への大きな勇気に繋がりました。NHK九州プラネットで関わらせて頂いた全ての方との出会いやこの機会を与えて頂けたこと全てに感謝し、今回の経験を活かし夢に向かって頑張りたいと思いました。(3年 吉濱さん)
 

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