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2014.08.28

国際英語学科

英語力育成:プレゼンテーション力

国際キャリア学部(国際英語学科、国際キャリア学科)では多くの授業でプレゼンテーションを行います。なぜ「プレゼンテーション力」をつけることが大切なのでしょうか。その理由を4つあげます。

①統合力の形成
英語力育成には語彙力および4技能(読み・書き・話し・聞く技能)の育成が不可欠です。しかし、こうした技能を「統合」することが重要で、技能が個別に分化している間は真の力とは言えません。統合されて初めて「使える」技能となるのです。

②批判的思考力の育成
プレゼンテーションを行うには課題に対する問題解決能力が必要です。課題を分析し理解を深め、意見をまとめる力が求められます。つまり発表の準備段階で批判的思考力が養われるのです。

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③表現力の育成
発表を行うには表現力が求められます。まず相手に伝える英語力が決定的に必要です。発音・発話力・間の取り方といった言語能力の他に、顔の表情やボディーランゲージも重要です。次の写真をご覧下さい。視線や手の表現など体全体で情報を発信しています。

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④理解力の育成
また、プレゼンテーションは発表者だけでは成り立ちません。オーディエンス、つまり発表を聞く側がいて初めて成立します。聞き手は発表を即座に理解する英語力・理解力が求められます。また、発表を批判的に聞き分析する力が必要です。つまり、たとえ10分のプレゼンテーション、10分の質疑応答であっても全ての力が求められると言えるのです。こうした真剣勝負の中で実践力が養われます。

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大学でのプレゼンテーション活動を通して「仕事に役立つ実践力」を育成しましょう。(写真は人文学部英語学科(2013年度で募集停止)の Seminar 科目の発表を使用しています)