「南区こども大学2023」は、包括連携先である南区が区内及び周辺部に立地する7つの大学・短期大学と合同で、楽しみながら学べる小学生向けの体験講座を開講するものです。
本学は7月28日(金)に「短歌をつくろう」の講座を開催しました。
講師は本学現代文化学科准教授の桜川冴子先生です。当日は22名の小学1~6年生が参加し、短歌の5・7・5・7・7のしくみや比喩、オノマトペの使い方などを「福岡女学院短歌コンクール」の優秀作品を見て学びました。
実際に短歌を作成する場面では、風景などのイラストを参考にしながら一生懸命、言葉を取捨選択して短歌をつくっていました。はじめてつくった子どもたちも多数。完成し、先生に褒められたときはとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。
最後には完成した短歌を本学の「短歌ポスト」に笑顔で投函しました。
「短歌ポスト」は誰でも気軽に短歌を楽しめるよう、2022年7月に新たに設置されました。学内外の方々が、「福岡女学院短歌コンクール」へ作品を応募するためにご利用になれます。
本学の短歌コンクールへの応募にあわせて、「第10回桧原桜賞」へ短歌を応募する子どもたちもいました。
本短歌募集は同じく桜川先生が選考委員を務めています。「さくら」をテーマに作成し、当日会場に来られていた南区役所の方へ何人も提出していました。
今回の講座を機に、より短歌に興味をもってもらえると嬉しいです。
◆福岡女学院短歌コンクールの詳細はこちら。一般の部 2023年8月17日(木)消印有効。小学生・中学生・高校生の部 2023年9月7日(木)消印有効。
◆桧原桜にまつわるエピソードや応募など、詳細はこちら。応募は2023年9月30日(土)まで。2024年2月末頃に、受賞者へ通知されます。
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福岡女学院短歌コンクールが開催される2023年12月9日(土)は、午前中に本学の公開講演会「今をいきる、今をうたう、今をえがく」が行われます。ゲストには、短歌コンクールの選考委員もされている、日本を代表する歌人の俵万智さんをはじめ、福岡市美術館の壁画を制作中の話題の画家、田中千智さんを迎えて本学教員と共に、絵画や短歌を映像で紹介しながら、作者の生の言葉で作品の背景や思いを語り合います。詳細、お申し込みは福岡女学院大学 地域・国際交流センター[生涯学習]まで。
(HP:https://www0.fukujo.ac.jp/lifelong_learning/)
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